スズキハスラー（ＭＲ４１Ｓ）のＣＶＴフルード交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はハスラー（ＭＲ４１Ｓ）の車検の付帯でＣＶＴフルード交換をしました。

ＣＶＴ中のオイル「ＣＶＴフルード」もエンジンオイルと同様に劣化します。ＣＶＴは金属ベルトで変速を行うため、内部部品もかなりの高熱になりフルードも焼けたように汚れていきます。走行距離が進むとＣＶＴフルードの粘度が少しずつ下がり、エンジン出力の伝達ロスが少しずつ始まるため、燃費にも影響が出てきます。他にも異音や変速ショックが起きたり、走行にも支障を来す場合もあります。

今回は指定フルードである「スズキ純正ＣＶＴフルード グリー２」を使用します。

スズキ車でも車種ごとにフルードの種類が異なります。指定フルードは製品開発と同時に使用をしていますので、本来の性能を引き出すために必要な「液体パーツ部品」と考えてください。必ず指定のフルードを使います。
マルチフルードや異なるフルードを入れてしまうと、不具合や故障の原因になる場合があります。

全自動フルード交換機を使用します。指定の新しいフルードをセットし規定量を入力設定します。ＣＶＴのレベルゲージ部よりホースにて古いフルードの吸引と、新しいフルードの注入を繰り返すことで自動で交換を行います。最後に試運転し油量を確認,・調整して終了です。

スズキ純正のＣＶＴフルードグリーン２の使用済みフルード（左）と新しいフルード（右）の比較です。古い方は真っ黒で、新しい方は透き通った緑色です。

当社では20,000Km毎を目安にＣＶＴフルード交換をおすすめしております。
定期的に交換をすることでＣＶＴのトラブル予防をした方が良いと考えます。
１年点検や車検時にご依頼いただくと交換工賃をサービスさせていただいております。
ぜひご相談してください。

• 整備
• 交換
• 点検
• 車検
• 修理