メルセデスベンツ　W211　E320CDI　エンジン吹けない修理｜車検・点検・修理のグーネットピット

E320　CDIです。



事の発端はエンジンが吹けないと。



テスターにて診断をしているとあることに気付きました。



「そこが壊れるって、、、、、もしかして、、、、、、」





リフトにかけると、、、、、、、、

やっぱりな、、、、、、、、、




ターボを取り外し、、、、、、、

燃料配管やハーネスがギッチリと這っているのでうまい事交わし、、、、、、



まだまだ分解していきます。

インテークマニホールドを取り外し、、、、、、、

エンジンが吹けない原因は、、、、、、、

彼です、、、、、、、、



ブーストエアーフラップを動かしている彼はシャットオフアクチュエーターと言います。



長い間真上にいるターボからオイルをかぶり続けた結果ついに力尽きた感じです。



なのでここだけ交換しても意味がありません。



何の対策にもならないからです。

Vバンク内もオイルが溜まっているので掃除と、オイルが漏れすぎていたのでついでにアレも変えます。

ちょっと掃除しちゃいました、、、、、、



もう有名なやつです。

オイルクーラーパッキン！



過去に変えてる？

紫の対策品に変わっていました。



対策前は赤なんですが。



しかしあれだけオイルが溜まっていると変えない他ありません。

溜まっていたオイルを完全に除去。



このパッキンはとてもシビアで、組付け時にズレやすい上、締め付け手順ひとつで明暗を分けます。

慎重に、手順よく、トルクス30を二刀流で均等に締め付けます。

載りました。



ビビりな私はこの時点で冷却水を少し補充し漏れないかテストします。



問題なく先へ進みます。

インマニも載せて。

もちろんアクチュエーターも交換済み。

ハーネスなど戻していきます。

ターボ、エキマニのガスケットも交換。

ターボを抱きかかえるように、、、、、、

取り付け。

フューエルホースもダメなところはバンドと共に交換。



シャットオフアクチュエーターを壊すオイル漏れの原因であるホースは対策品へ交換。

ベルトがオイルでふやけて今にも切れそうなので、、、、、

磨きます。



これが一番大変でした、、、、、、、



オイルとベルトカスが混ざった得体の知れない物体となり、長期間に渡って溜まり続け、、、、、、



固形化、、、、、、、



最悪です、、、、、、、





落としますけどね！



ファンベルト、テンショナー、アイドラプーリー交換。



見違えるようなキレイさ！



取り外したテンショナーもこの通り、、、、、、、



続いて、、、、、、、



エンジンマウントの交換。



もちろん左右。



ミッションマウントも、、、、、、





新油を注入し、、、、、、

WAKO'S　4CT-Sをチョイス。



欧州車ディーゼルとの相性抜群です。



1ℓ/￥2200(税込み)です。



気になる方はお気軽にお問合せ下さい。



もっとこだわりたい方にはスペシャルなオイル、ご用意できます。





この後エンジンをかけると新車のように生まれ変わりました。

普段は全く見えませんがアンダーカバーもキレイに洗いました。



ロードテスト、メンテナンスリセットをして完了となります。



少しでも車に違和感を感じたら、、、、、、





それは、、、、、、





何かが起こっているサインです。





放置すると今回のように重症化し、重整備になってしまいます。



https://ameblo.jp/avantty-blog/

ブログもチェックお願いします。

• メルセデスベンツ
• オイル漏れ
• 修理
• 故障