ハイラックスサーフ　助手席の後付けドアミラー・アンダーカメラの交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

トヨタ　ハイラックスサーフ（TRN215）助手席のアンダーカメラ交換です。

元々ついていた、社外品のカメラが動作しなくなり、映るようにしてほしいとのご依頼です。
確かにサーフなど車高の高い車は、視点が高いわりに死角が多く危険です。
最近は、車の全周にわたって確認できる、アラウンドビューモニターが普及しつつ
ありますが、以前の車であれば、ドアミラーとは別に、左のフェンダーに
アンダーミラーが付いていたりするのが一般的でした。
この車は、アンダーミラーを外して、カメラを取付されたようですね。

全く動作していない助手席ドアミラー下部の社外品カメラ。
まずは、どこが悪いのか調べていきます。

映像は、ナビ画面にではなく助手席の内張に5インチ程度のモニターが取り付けられ
そこに画像が映るようになっているようです。
（写真が無くてすみません）

まずはカメラの不良なのか、モニターの不良なのか、はたまた電源ライン・映像ライン
などの断線の有無なのか、を調べていきます。
まずは、手っ取り早く、モニターの電源とカメラの電源が来ていることを確認し
モニターの外部入力に、動作確認済みのカメラを繋いで、映像が映るか確認します。
この車両は、問題なく映るようなのでカメラ側の故障と判断しました。

ドアミラーを分解して、カメラを取り外します。
格納式電動ドアミラーの為、配線が多く、格納モーターの中を通している為
すべての接続カプラーを、配線と分離しないといけないです。

配線の配置を写真に撮り、記録しておきます。

配線をカプラーから抜き取った所。

ドアミラーのすべての配線は、この穴を通っていきます。

全て分解したところ。

新しいカメラ用配線とドアミラー用配線を、格納ミラーの中に通していきます。

新しいカメラは、視野角が広く角度を変えることのできるタイプを選びました。

カメラ用の穴を拡大し取付け、ドアミラーユニットを組み付けていきます。

こんな感じになりました。

下から見たらこんな感じ。
映像を確認しながら、角度を調整します。
このカメラいいですね、左サイドの車両の前から後ろまで、死角が無くなりました。

映像が無くて、すみません！

確認と調整が終わった所で、内張りを取り付け仕上げていきます。
全ての車に、助手席内張につくサイドモニターがあればいいですね。
ドアミラーだとわかりにくいこともありますし、アラウンドビューモニターも
広範囲が映りますが、細かいところは見えづらいですからね。
画像はないですが！

ご入庫ありがとうございました。

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