バネットバン　エアコンの風が弱い　エバポレーター清掃　エアコンフィルター加工取付　クリーニング・清掃｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回の作業はお得意様の会社さんの
日産バネット　SK82系　マツダ　SKP2系でよく起こるエアコンの修理の
極一部をご紹介します

今の型のバネット・ボンゴではなく一つ前の型の方ですが
このタイプのエアコンの風邪が弱くなる理由は
いくつか考えられます
１、ブロアモーターの異常
２，レジスター不良
３，風量スイッチ裏カプラー焼け（融解）
４、エバポレーターのホコリの詰まり（ホコリの凍結）
があります
今回は　４　の作業になります

このタイプのバネットボンゴにはエバポレーターのところに
エアコンのフィルターという物が存在しません
そのため、内外期から吸い込んだホコリ、砂埃、ヤニなどが
エバポレーターに蓄積して積り、冷えたエバポレーターの水分で
最悪の場合そのホコリが凍結して冷えれば冷えるほど
風が出にくくなります
そのために過去いくつか試行錯誤した結果
いいサイズのエアコンフィルターを見つけてうまいこと取り付けることに成功
なので、既製品ではないですが流用+加工のDIYという目で
御覧ください

この時期よくやるのであまり画像がないのですが
これが詰まりきって凍結したエバポレーターです
この状態にするまでの画像を撮り忘れたのですが
まず、
１、左ヘッドライト・ウインカーレンズ脱着
２，グローブボックス脱着
３，ウォッシャータンク脱着
４，内外気切り替えのボックス部分
（ちなみにエアコン修理業者に出すとインパネ脱着で見積もられる可能性あり）
５、レジスター脱着
で、この状態、真横から見れます

一目瞭然、ホコリとカビ？（カビっぽい匂いがするので恐らくカビ）
の層になってびっしり詰まっています

まずこれを家庭用のエアコンの洗浄スプレーを使ってキレイに取り除いていきます
本当はエバポレーターを外して裏側からエアブローをしたほうが
よりホコリを取り除けるのですが
予算の関係でこの作業だけでもかなり変わるので外しません
外さないとダメなくらいの場合
エバポレーターもその手前のエキスパンションバルブも
交換をオススメします

今回は外さないのでエバポレーターのコア部分を潰さないように
柔らかめの歯ブラシ等を使って
丁寧に掃除を行います

家庭用のエアコンの洗浄剤のほうが
正直匂いも取れる気がするので、車用のと両方使っていた時期もあるのですが
家庭用のほうが安いしオススメです

最後にもうひと吹きしてこっちは完成

この部分にエアコンフィルターを付けていきます
ここからは加工が必要になります

使うのは日産ピットワークブランドのエアコンフィルターを使います

AY684-NS012

になります

ちなみにS15シルビア専用らしい

半分に切ります
真ん中が１，５CMくらい余るので２回分使えます

おおよそ合わせて切ります

こんな感じになります
最後に丸印部分に横からワイパーラバーの骨に部分を
フィルターがスライドして外せるような位置に指して固定
これで落っこちることはありません

以前は網戸の網を貼ってみたり金網を貼ったり試したのですが
これだとボックスを外さなくてもフィルターの交換が出来るので
オススメします

あとは元通り組み上げて完成です

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