エンジン警告灯点灯 !　４WD警告灯点灯 ！｜車検・点検・修理のグーネットピット

お車には最適な車両性能を維持するためのコンピューターを搭載しています。
警告灯が点灯、点滅した場合、その後すぐ消灯すれば異常ではありませんが、こ
ちらのヴィッツのように「消灯する⇔走行するとまた点灯する」という同じ現象
が再度発生するのは大変危険で故障を招く恐れがあることを意味します。

警告灯は警報装置により異常が発生した際に点灯し
（一般的に運転席のメーター内に配置）
ドライバーに異常を知らせるランプです。

エンジン警告灯が点灯する警告の内容は、
▲エンジン電子制御システム異常
▲電子制御スロットル異常
▲オートマチックトランスミッション電子制御システムの異常

４WD警告灯が点灯する内容は、
▲４WDシステムの異常です。
　これが点滅の場合はスピードを
落として低速走行する。またはエンジンをかけたまま停車し、
警告灯が消灯するのを確認してください。

それでは点検開始です!
自動車の内部は直接目で確認することができないので、警告灯が点灯した場合、
スキャンツール（故障診断機）を使用してECUの状態を確認し故障コードと
何系統に属する（故障）か等を読み取ります。

エンジン　故障コードP0304　失火検出（#４気筒）　状態　過去・未確定

まず、失火とは点火が上手くいっていない状態のことです。
車は、燃料と空気を混ぜた混合気をタイミングよく燃焼させて動力を発生さ
せています。燃焼させるには火をつけてあげる必要がありそれがプラグの役
割です。
次に、４気筒とはエンジンが出力を出すためにガソリンを燃焼させる筒で
失火検出　#４気筒とは、＃は何番目！ということを指していてこの場合
４番目の気筒が失火しているのを意味します。
失火はプラグかイグニッションコイルの可能性があるのでイグニッションコ
イルを抜き差ししてエンジンの調子が変わるか点検し判断します。
最後に、プラグが悪いのか、イグニッションコイルが悪いのかの点検です。
４番のプラグを2番（別の気筒）に取り付けしエンジンをかけて失火点検し
ます!その結果2番が不調になったので失火の原因はプラグと判断しました!

４WD 故障コードC1280 　エンジン系異常

４WD を制御しているコンピューターがありエンジン警告灯が点灯しているの
で負荷がかからないようにするための点灯と思われます。
プラグ交換後の診断で判ります。

プラグ交換作業

プラグ交換後、診断機を繋いで
フォルトコードがでていないか確認します。

エンジン　故障コードなし

４WD 故障コードなし

警告灯の消灯を確認し　試運転へ

警告灯【消灯】
トヨタ　ヴィッツ　　エンジン警告灯点灯と４WD警告灯点灯 による
故障診断～点検、プラグ交換作業でした。

点検承ります。
ぜひ一端を担いたいです。

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