エンジンルームから異音ガラガラ ｖ ガラガラ ｖ　｜車検・点検・修理のグーネットピット

お客様よりエンジンルームから異音がするとの事で点検のご予約のお電話が入りました。
お車はトヨタ　クラウン（GRS201）
初度登録年月 平成22年6月
点検整備時の総走行距離　122,700Km

ガラガラガラ ｖ ガラガラガラ ｖ ガラガラガラ ｖ　等しい間があってひっかかりがあるような感じで連続します。

おおよその見当はついている！のですが、
異音の場所（箇所）を明確にするためサウンドスコープを使用し
ファンベルトのプーリーやテンショナーなどに当てて検診します!

サウンドスコープとは…
音の発生源を探し出すための器具でで聴診器と同様の機能をもっています。
音を聞き取ることで、構造内部の運動状態を検診することもできます。

ガラガラガラ V ガラガラガラ V
この異音の正体は、やはりウォータポンプでした!

ウォータポンプは水冷式冷却装置において、冷却水を強制的に循環させる
ためのポンプです!

一旦ここでお客様に点検の結果をご報告いたします。
修理費用のお見積書を作成し…
　　　　　⇩
修理内容のご了解を頂いて…
　　　　　⇩
交換作業を承りました!
　　　　　⇩

◆ウォータポンプ交換作業はここからです◆
ウォータポンプを交換するためにファンベルトを外しアイドル・プーリーや
ベルトテンショナーを外しますが、この車両のベルトテンショナーはエアコン
コンプレッサーとシリンダブロックとの間に固定されておりエアコンコンプレ
ッサーの脱着が必要になります。

エアコンのプロンガスを≫≫≫≫≫≫≫≫≫回収!!

※エアコンディショナーが搭載されている自動車の点検又は整備の作業を行う事業場に
あってはエアコンディショナーに充鎮されている※フロン類を大気中に放出しないこと。と法令で決められております。
(道路運送車両法施行規則 第62条の2の2（※自動車特定整備事業者の遵守事項）
（※フロン類の使用合理化及び管理の適正化に関する法律）

回収できたところで・・
エアコンコンプレッサー外します!

サーモスタッドハウジングを外し

ウォータポンプを外し

ガスケットも外れました!

このエンジンはV6なので左右に長ぁいウォータポンプです!

まんなかの羽から左右バンクへクーラントが流れるんです!
バンクとは…
V型エンジンでは2本のシリンダー列を持ち、このシリンダー
列をバンク（気筒列、シリンダーバンク）両バンク間の挟み
角をバンク角と呼びます。

テンショナー、アイドルプーリーからも少し異音がでてきていた
ので交換します。

新しいウォータポンプを取り付けます。

クーラントを入れて

ふたたびレギュレータをつなぎます!
エアコンのフロンガスを入れる前に配管内に入った空気を
真空ポンプで抜いて≫≫≫≫≫≫≫≫≫真空にします! （約30分）

≪≪≪≪≪≪≪≪≪エアコンガス注入!

クーラントのエア抜き作業をして、漏れがないか確認し作業終了です。
異音がなくなりました。ご安心ください。

エンジンルームから異音　トヨタ　クラウン
ウォータポンプ交換作業でした｡

異音も振動も小さな段階で早めに対処!　です。
異音がしなくなるケースもあります。
鳴っている段階で可能な限り早めの点検をご依頼ください。

【さぁー全力!】
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秋田県大館市柄沢字丸山下236番地1
TEL0186-45-0101

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