どうなる? レクサス　　エンジンがかからない　!｜車検・点検・修理のグーネットピット

バッテリーがあがってエンジンがかからなくなりレッカーで入庫となりました。
原因がバッテリーにあるのか、発電機か、スターターAssy（セルモーター）の
故障なのか、点検させていただきます。
このような状況の場合、
もう少し様子を見てみよぅ…とか
もうちょっと時間をおいてみよぅ…と
思ってしまうこともあるかもしれませんが、
弱ったバッテリーはよくならないことが多く、他の原因だとすれば悪化する可能性
がありますので早いうちに対処が必要です。

お車は、レクサス　GS
初度登録年月平成19年1月
点検整備時の総走行距離71,300km

バッテリー点検では、
完全放電してしまって0V、1Vもない状態です。

お客様にご了解いただいてバッテリーの交換をし
エンジンはかかりましたがオルタネータから発電
されていない状態でした。

オルタネータとは…
エンジンによりベルトなどを介して駆動される交流発電機です。
発生電圧はエンジン回転速度に応じて変化するため、電圧を一定
に保つ※ボルテージ・レギュレータをオルタネータ内に備えてい
ます。（※発電機の発電電圧を所定値範囲に制御する装置）

オルタネータ性能試験
デジタルマルチメーター（サーキットテスタ）の
電圧測定レンジを用いて、電流値が基準値である
か確認します。充電制御機能付きの車両はスキャ
ンツール（故障診断機）を用いて点検することも
ございました。
11.34Vでした。
（正常に発電されていると13Vを表示します）
と…
いうことは、
今は、バッテリーの電気だけでエンジンがかかっ
ている状態でバッテリーが空になるとエンジンが
止まってしまうことになります。

⇧
オルタネータの交換が必要です。
オルタネータは、ここについています!
交換のお見積書を作成し
ご検討いただき、
交換作業を承りました
⇩

　パーツが入荷しました。
⇩オルタネータ交換作業に入ります。　　　

ファンベルトを外し、オルタネータをはずします。
トヨタのV6エンジン（GR系）は、オルタネータ
の取り外しの時に、オルタネータ下側の後ろにシ
リンダ―ブロックと固定しているステーがあり、
それを外すためにエアコンコンプレッサーを移動
させなければなりません。

ステーは、ここです!

このような感じでステーが付きます!

（左）外したオルタネータ（右）リビルト品のオルタネータ

オルタネータ取り付け

このステーの脱着があるので時間がかかりますが、
万難を排して取り組みます。

エアコンコンプレッサーを元に戻します。

ベルトを付けてエンジン始動!

オルタネータから発電されているか電圧を計ります。
13.89V 正常になりました。

真下から見た状態です

最終点検です!

本日のオルタネータ交換は、お客様のご希望でリビルト品で交換させて頂きました。

リビルトとは…。
　　　　使用済みのパーツを分解、きれいに洗浄、劣化した部位の交換をし組み付けて
　　　　動作検査をし再生させた新品に近い部品の事です。

ぜひ
一端を担いたいです。

当社は、
◆環境にやさしい自動車販売・整備事業場として秋田運輸支局長表彰受賞と東北運輸局長
　表彰受賞いたしました◆
　
審査全52項目

自動車の販売事業と自動車の整備事業において、
自動車リサイクル法により、フロン回収をはじめとした
●使用済み自動車の適正処理
●廃油・廃部品処理
●事業場の環境保全

◆リサイクル部品の活用◆

●CO2排出量の削減など　
◆地球環境への負担を減らす「環境保全」に向けた取り組み◆

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