フィールダー法定12ヵ月点検 ！　ブレーキの引きずり｜車検・点検・修理のグーネットピット

【法定12ヵ月点検】でご入庫の　トヨタ　カローラフィールダーです。

初度登録年月平成13年2月
点検整備時の総走行距離62,100㎞

ブレーキの点検で、
駐車（パーキング）ブレーキをかけていないのに
ブレーキがかかった状態になっていました。
この状態はブレーキの「引きずり」といって
ブレーキ装置の解除が不完全なため、走行中も制動力が作用している状態です。

駐車（パーキング）ブレーキをかけていないのに・・
　　　　　　　　　　　　　　　　⇩

ブレーキがかかった状態になっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　これは・・
　　　　　　　　　　　　　　　　⇩　

走行中も制動力が作用している状態です。

　　　　　　　　　　　　　　ブレーキ・テスタで　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　検査すると・・
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　⇩

（左）30　N （右）0　と表示され
左側がブレーキが効いたままになっています。（引きずり）

引きずりの原因として、
ブレーキシューレバー自体が錆などで動きが悪いか
サイドブレーキのワイヤーの内部が錆て動きが悪いので
さらに踏み込んだ点検です。
　　　　　　　　　⇩

⇧　　　　⇧　　　　⇧　　　　⇧　　　　⇧
左右比べてみるとシューとブレーキシューレバーの間のすき間が
左側が大きい（広い）のがわかりますね
ブレーキシューレバーが戻れなくなっているためすき間ができているということで、

　　　　　　　⇧
ブレーキシューレバーの動きと
ワイヤーの戻り具合いを確認したところ、
ワイヤーが戻れなかったのでサイドワイヤー（パーキングブレーキケーブル）
を交換しなければなりません。
　　　　　　　⇩

このワイヤー（パーキングブレーキケーブル）は、
車内のレバーから

⇧センターフロア中央⇧でワイヤーが
　2本（左右）に分かれ、

後輪に達しているんです!
ワイヤー（パーキングブレーキケーブル）の交換には、
エキゾーストパイプと遮熱板を外して交換作業となります。


お客様に点検の結果をご報告いたします。

法定12ヵ月点検で、
故障箇所を早い段階で見つけることができ、
消耗品の適切な交換時期も分かります。
◆ブレーキ分解点検・清掃整備◆と
各項目点検【エンジンルーム点検】【室内点検】【足廻り点検】【下廻り点検】は、
故障の未然防止につながります。

故障や事故を未然に防ぐために行う点検です。安心、快適なカーライフを楽しむ
ために、当社の確かなプロの目と技術による点検をおすすめします。

わりと長く乗られているお車なら修理して乗り続けるか?
次の車に乗り換えるか?も検討できます。

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