メルセデスベンツ　W209　CLK320【トラブル修理】基本走行不能だけどたまに走れる・・・。 ＆サスペンションリフレッシュ　名古屋市西区｜車検・点検・修理のグーネットピット

メルセデスベンツ　W209　CLK320　のお客様よりご相談が入りました。

古いベンツなのですが、走行できなくなる時が多く困っている。

との事です。車検を終えたばかりという事で、車検を実施したお店に相談したら、ミッション交換で概算１００万以上との事。

弊社はBMWのAT修理事例は多いので、作業実績をご覧になられてのご相談です。

当初、電話で何度かお話ししたのですが、故障症状を伺っているうちに、本当にミッション本体なのか疑問を持ちました。

で、車両がご機嫌よくｗ動いた日に自走してご来店されました。

※こんな場合は、自動車保険の窓口にご相談ください。多くの場合、保険等級は上がらずにレッカーサービスが使えます。

故障症状を要約すると・・・

・エンジンは普通にかける事が出来る
・Dに入れても全く走らない時が多い
・シフトをガチャガチャすると動くようになる時もある。
・走ってると、突然エンジンが空回りしたかと思えば、すごい衝撃が襲う時がある。

という内容でした。

入庫された日はご機嫌が良かったので、少し動かしたところ、ちょっとした段差で不快な音が響き、ハンドルが取られます。

走行中の異音とか違和感とか気にならないか尋ねたところ・・・・

「車検の際に伝えて直してもらったはずなのですが・・・・エンジンマウントとやらを替えました」

との事でした。

どこで車検したんだろ？？？と思って記録簿見たら・・・・

BCSの看板を掲げた輸入車専門店。

ウチより格上じゃねーか（笑）

自分が間違ってるのかと不安に思いながらも自分を信じる事にするｗ

そもそもうちはガソスタなので、世の中の修理屋さんは全て弊社より格上だし（笑）

かくかくしかじかの診断の結果・・・・

私は出した答えは・・・・・

ＡＴ本体ではなく、シフトセレクターの故障。

シフトポジションをＡＴが判断できない時は、走る事が出来ない

そして、走ってる途中にシフトポジションがわからなくなったときは、エンジンが空回りして、突然復帰してドーンとくる。

足廻りの異音は、サスのブッシュ関係が明らかに傷んでるので、フロント廻りは全交換。

っていうか、よく車検に合格できたもんだと感心するレベルです。

お見積りをしたところ、サスの修理を入れても、他店見積の１／３以下でしたので、快諾して頂き、早速修理。

ちなみに、シフトモジュールは欠品で、新品手配できず。

が、しかし、リビルト品があったのでそちらを使用しました。

お値段も財布にやさしい、新品の6掛けです。

摘出・・・

新旧比較です。

見た目で何かわかるわけではないですが・・・・。

消耗品は純正部品がありましたので、小物はきっちり交換です。

折り返しで組付け。

組み付けたら、コーディングが必要です。
念の為、ＡＴ関係のプログラムも最新のものに更新しておきました。
画像無くてすみません・・・・。

こんなにパックリしてるのに・・・・

良く交換を提案されなかったものだと、違った意味で感心します

フロント廻りは、きっちりリフレッシュ。

MAYLEのHDシリーズは、純正以上の耐久性を売りにしながらリーズナブルな私の大好きなブランドです。

写真多めですみませんｗ

きっちりリフレッシュして、アライメントも簡易的にとり、完成です。

毎回、ドライブにしっかり入って、ご機嫌を損ねる事も無ければ、段差で変な音が鳴ったり、ブレーキング時にハンドルが取られることもありません！

メルセデスＣＬＫも普通の状態に戻りました！

ユーザー様も大変満足しておられました。

ご用命ありがとうございました。

なんか最近・・・・メルセデスの修理が増えたような気がします。

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