Ｓ様Ｌ８８０Ｋコペン、バックカメラの取付修正とクラッチワイヤー交換とドラレコの配線処理修正です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

ファンコントローラーの取付や
ヒートガード部分の仕上がり向上で
お預かり中のＳ様コペンですが
半年くらい前に
バックカメラの取付をご依頼頂いていました。

個人さんが３Ｄプリンターを使用して
製作しているコペン専用の
バックカメラ取付ベースを使用しているのですが
その製品を使用しての取付だと
位置がギリギリでした。
使うカメラによっても違うかもですが。

ちょいとナンバーの写り込み面積が
大きいんですね。
ちなみにこのカメラベースは
製品としては全然アリだと思います。

コペンでバックカメラ
装着予定の方であれば
選択肢として選ぶのは
全然ＯＫだと思います。

通常、弊社だと
バックカメラの取付ベースを製作しちゃうんで
どうでもいいといえばどうでもいいですが
ＤＩＹとかでの作業であれば
金額と仕上がりのバランスは
かなりいいと思います。

もう少し上を向ける事で
ナンバーの写り込み面積を減らしたいのですが
これ以上は上にするには
取り付けベースの加工が必要でした。

オーナーさんから
加工してもいいから
出来る範囲でいいから
やってみて欲しいって事だったので
やれる事はやってみます。

取り付けベースの
カメラ逃げ部分を削っておきます。
黒に塗装してあるので
削った部分は同じように黒に塗っておきます。

これだけでも
ナンバーの面積が明らかに減っています。

ただ写真じゃ分からないと思いますが
バンパー部分が上の方に
写り込んじゃってるんですね。
これが気に入らないです。

バンパー側も削る事で
少しでもカメラの画像面積を
増やすようにします。

バンパーも削り過ぎちゃっては
カッチョ悪いですし、
削った部分の処理が悪いと
みっともないです。

目標としては
あとから加工した感じを
極力なくす事を目指します。

最初からこんなもんだったって
思ってもらえるように
出来るだけしっかりと綺麗に処理します。

これでもまだ
カメラの上側左右に
バンパーが写ってますね。

これ以上バンパーを削ると
見た目が悪くなりそうなので
カメラの取付位置や
角度を調整する事で
最終的にこんな感じの仕上がりに。

これならなんの文句も
無いくらいだと思います。

ちなみにですが
オーナーさんからは
なにか文句を言われての作業じゃないです。
そういった方ではないので。

とにかくコペンは
出来る事はしっかりとやって
維持していきたいって感じの方です。

お次は購入店で取付してもらったっていう
ドラレコの配線手直しです。

バックカメラの取付をした時に
配線処理が素敵すぎたので
オーナーさんにお話ししてありました。

ドラレコのハーネスが
見えない部分は
一切固定されておらず
下の写真でも
ぷら～んってなってますね。

横を純正ハーネスが通っているのに
タイラップでの固定も一切ありません。

サイドブレーキを引いた時に
動く部分の上に配線がおかれています・・・。

もうどうでもいいって感じの処理ですね。

ナビを外すと
エレクトロタップと
押し込まれた配線で
グチャグチャです。

全長の短いコペンなので
１ヵ所で配線を束ねると
かなりの量になってしまうので
数ヵ所に分けて束ねるようにします。

純正ハーネスの取り回しは
いろいろな事を考慮されているので
基本的には純正ハーネスにそわせる感じで
処理しておきます。

配線がなにかに挟み込まれるって事は
絶対に無いように仕上げていきます。

ちなみに一緒に
クラッチワイヤーの交換も
ご依頼されていますが
こちらは途中写真無しです。

なかなか大変な作業です・・・。
スペースが無さ過ぎですね。
ダッシュボードを外したくなっちゃいそうです。

コペン乗りさんは
ダッシュボード脱着作業があった場合には
確実にそのタイミングで
シフトワイヤーを
交換してあげた方がいいと思います。

そんな訳で配線処理と
ワイヤー交換が完了したら
すべての作業完了となります。

オーナーさんがシフトワイヤーは
念の為スペアを
残しておきたいって事だったので
１本余分に新品を注文して
お渡ししておきます。

このあたりは２０年経過している車に乗る上で
大切になってくる部分ですね。

Ｓ様、今回も作業のご依頼ありがとうございました。

年末には車検もご依頼頂けるとの事でしたので
その時はまたよろしくお願いします。