Ｋ様ＥＣ２２Ｓツイン改ターボ、タービンを交換です。｜車検・点検・修理のグーネットピット

納車整備中のＫ様ツインですが
タービンが純正流用で
ちょい大き目なタービンになっています。

買取して乗っていた時に思ったのが
サイズアップのタービンに
なんの意味もないって事。

タービンのサイズアップをする意味ってのは
基本的には純正タービンのパワーで
物足りなくなった時かと思います。
よりパワーをってやつですね。

ノーマルからチューニングしていく場合、
必ずしもタービン交換が
正しい選択肢じゃないです。

純正タービンの
ブーストアップで
十分なパワーを得られる場合には
タービンサイズを上げても
低速が無くなるだけになります。

純正タービンが貧弱で
ブーストアップに耐えれない、
劣化して弱っている、
タービンの設計が古く
現行タービンにする事で
低速を犠牲にせず
容量アップ出来る、
こういった場合は別なので
あくまでも基本として考えて下さい。

今回、入庫時に装着されていたタービンは
ワゴンＲプラスかなにかのタービンで
乗用車のタービンですね。

乗って思ったのが
低速トルクが薄い・・・。

かといって、
ブーストアップしてる訳でもないから
上も特に伸びない。。。
乗り味が最悪って感じていました。

低速トルクが無くとも
上が元気よく回ってくれれば
それはそれでアリかと思いますが
どちらも無いって感じました。

それだったらワゴンＲ純正タービンで
ブーストアップでもしておけよって話ですね。
そんな訳でタービンを新品に交換します。

通常はリビルト使いますが
返却するコアがないので
ＩＨＩ製の新品です。

各ガスケットや
水ライン、
オイルラインなども
このタイミングで
新品に交換しておきます。

軽自動車のタービン交換は
ラクチンで助かりますね。

ラジエター上下ホースや
サーモスタットなども
このタイミングで
新品に交換しておきます。

今回Ｄｅｆｉのブースト計、
水温計・タコメーターを装着するので
このタイミングで
水温計のセンサーをエンジン側へ
直接打ち込んでおきます。

ラジエターホースをカットして使う
センサーアダプターは
漏れ発生率につながるので
極力使用しないようにしています。

ヘッドカバー交換ブログで
書き忘れていましたが
ＰＣＶバルブとそのホースも
新品に交換してあります。

今回の納車整備で
このツインはかなりいろいろと
リフレッシュ出来てると思います。

乗るってなった時に
実際にやっておきたかった事を
いろいろ手直ししてるって感じですね。

まだ他にもいろいろと
手を入れていきたいので
もうちょい頑張って進めていきます。