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- ダイハツ コペン
2023年11月07日 19:04ダイハツ コペン マフラー取り付け
今回は久々のL880K型初代コペンのご入庫になります。つい先日お台場の東京ビッグサイトにて実に四年振りに開催されたジャパンモビリティショー2023では次期コペンのスタディモデルである「VISION COPEN」が出展され、初代を踏襲したエクステリアデザインと1.3L・FRレイアウトという先代までのコンセプトから大きく方向転換したパッケージングが話題を呼びました。
これまでミラ系のプラットフォームを流用したお手頃な軽オープン2シーターとしての確固たる地位を確立してきたコペンがこのような思い切ったコンセプトを打ち出してくる背景には一体何があるのか?あくまで軽のコペンに拘りがあるファンにとっては良いニュースとは言い難いかもしれませんが、一方でマツダ・ロードスターの独壇場だったFRコンパクトオープンスポーツ市場に吹く新たな風として好意的に受け止める声も少なくはないはずです。ヴィジョン・コペンで打ち出されたコンセプトのどこまでが市販車に活かされ市場に出てきた時にどのような姿になっているのかは未だわかりませんが、今後の展開から目が離せませんね。
・・・余談になりますが、ダイハツは過去にも一度ヴィジョン・コペンと同じFRオープン2シーターのコンセプトカーを発表したことがありました。1991年、ジャパンモビリティショーの前身である東京モーターショーで出展されたX-021です。
エクステリアはロングノーズ・ショートデッキのFRスポーツらしいスタイリングを与えられつつも曲面で構成されたボディと丸形を基調とした灯火類が特徴の可愛らしいルックスで、コペンの源流と言われても違和感のないデザイン。しかし、日本の著名なレーシングカーコンストラクターである童夢と共同開発されたこの車はまるでウーパールーパーのような愛らしいフェイスからは想像も付かない“本気”のスポーツカーとしてのパッケージングを与えられ、前後50対50の重量バランスと1600㏄クラスの乗用車ながら700㎏の軽量な車体を持ち、140馬力という決してパワフルとは言えない出力ながらパワーウェイトレシオは5.0㎏/psを達成していました。この数字は当時のスポーツモデルで言えばBNR32型スカイラインGT-Rをも凌駕するものであり、その動力性能がいかに刺激的かは推して知るべしといったところでしょう。
そして何より最大の特徴は、フォーミュラカー顔負けのプッシュロッド式インボードダンパーのダブルウィッシュボーンをフロントサスペンションに採用していたこと。外装を取り外しシャシーだけにされた姿はさながらレーシングカーです。
残念ながら市販化に漕ぎ付けることなく終わってしまったX-021ですが、仮にこのパッケージングのまま市販されていればダイハツというメーカーの在り方は現在と大きく変わっていたかもしれません…とか言ってみましたが流石にこのまま出したら到底採算の取れる代物ではなかったでしょうから、仮に市販化されるにしてももう少しマイルドな、それこそマツダのロードスターの直接的なライバルの立ち位置に落ち着いていたでしょう。
X-021から30年以上の時を経た今、ダイハツ自社製FRスポーツが遂に実現するのか?いずれにしても私個人としては、ヴィジョン・コペンの登場にX-021の再来のようなワクワクを感じずにはいられないのです。
今回の作業はフロントパイプからテールエンドまでのマフラー交換です。L880Kコペンにはオープントップの剛性不足を補うためかアンダーフロアに2つのクロスバーが取り付けられていますが、中間以降のエキゾーストを外す場合このクロスバーを取り外す必要があります。
しかしリフトで上げてしまうと取付ボルトが隠れてしまうため、着地状態で先に外しておかなければなりません。
フロントパイプは知恵の輪で抜けるので、外すのは車体中心のクロスバー1つだけでOKです。
純正のセンターパイプは完全に腐って千切れてしまっていました。応急処置で太鼓は取り付けてあったものの、首の皮1枚で繋がっているような状態…
こんな状態の割には意外にも音量は静かですが、いずれにせよ整備不良となり車検は通らないので交換が必要です。
今回取り付けるのは安心・安全のメーカー直系、D-SPORTのマフラー。流石に精度も高いです。
コペンのマフラー取り付けで苦労するのはキチンと見栄えよくセンターを出すこと。ウエスで詰め物をして位置決めをし締め付けます。
なかなかいい感じなのではないでしょうか!?
交換後のリアビュー。出口径が大きくなり、迫力が増しました。
音量はメーカー直系だけあって控え目で、近隣住民の目を気にする必要もありません!!
この度は遠方からのご来店誠にありがとうございました!!
対象車両情報
初年度登録年月 | 平成15年 | メーカー・ブランド | ダイハツ |
---|---|---|---|
車種 | コペン | グレード | アクティブトップ |
型式 | LA-L880K |
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サードシート用に、カロッツェリア TS-STH1100を取り付けてもらいました。ディーラー以外で車を整備してもらうのが初めてだったので、心配していたのですが、受付の方も整備の方も丁寧な対応で気持ち良く利用出来ました。何かあれば次回もここにお願いしたいです。
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19年間で21万キロ乗ってるワゴンRの車検に出したときにエンジン洗浄をやっていただきました。戻ってきた車に乗った直後に効果を実感できました。出だしがスムーズになり、走りが軽快になり、車が活き活きするようになりました。エンジン洗浄前は出だしに詰まる感じがしてましたが、こんなにあっさりと回復するとは思いませんでした。過走行のワゴンRにも効果があったので、走行距離が多くなってる車にもエンジン洗浄オススメです。
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フロントブレーキパッド交換と前後タイヤローテーション、ロービームバルブ交換で入庫。応答迅速・的確な提案。リーズナブル。費用は敢えて提示しないが、レスポンスと言い、価格と言い、他店と比較して非常に優れる。今後もメンテナンス等で利用する。
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