スズキ　スイフトスポーツ　パフォーマンスダンパー取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

久々のZC33スイスポのご入庫です。今回のお客様はなんと千葉県からお越し頂きました！！
マイナーチェンジによって現行ではセーフティサポートが全車標準となってしまったZC33Sですが、カスタムベースとしてはああいった余計なものが付いてない方が有難いんですよねぇ…
スイスポに関する蘊蓄は既に過去の作業実績にて語り尽くした感があるのでこれ以上書き連ねることもないのですが、今回はご報告がありまして…

なんと！！つい先日当店の新たな代車としてZC33スイスポが導入されました！！
単なる代車としてではなく、お客様のカスタムの見本車両として少しずつ手を加えていく予定です！！無論当店は指定工場ですので、「フル検対でいかにカッコいい車を目指すか」をテーマに仕上げていきたいと思います！！
進捗は牛歩になるかもしれませんが、今後の展望にご期待下さい！！！！

…と、余談になりましたが、今回の作業実績の方に入って行こうと思います。
ご依頼内容はモンスタースポーツのパフォーマンスダンパー取り付け。こちらの部品の取り付け作業は今回で三度目となります。
モンスタースポーツといえば”モンスター田嶋”こと田嶋伸博氏ですが、産棄物処理法違反の件について昨年10月に無罪判決が出たようですね。その後あまり話題を聞かない同氏ですが、また表舞台で熱い走りを披露してほしいところです。

実作業に入って行きます。まずはフロントアンダーカバーを取り外します。

フロントクロスメンバーをジャッキで支えながらメンバー両端のボルトを抜き、付属のロングボルトでダンパー取付用のブラケットを共締めします。

フロントパフォーマンスダンパーを仮付けします。ダンパーの本締めは車両を接地させた状態で行います。

リアの作業に入ります。大変なのはここからです。
リアのダンパーはリアバンパーの中への取り付けとなるのですが…

ZC33Sのリアバンパー取り外しはコツが要るのです。乗用車なのでリアナンバーは封印で外せないのですが、バンパー取り外し用の跳ね上げステーにもなっていないためバンパーを下方向に引き抜くように外さなければなりません。しかしマフラーやバンパー固定用の金具が引っ掛かりすんなり下には抜けない上に、無理に抜こうとすればそれらの突起物やナンバーの角等でバンパーに傷を付けてしまうリスクが高いため、しっかりと養生をし細心の注意を払って取り外しにかかります。

バンパーが外れたら中にあるプラの部品を左右とも取り外し、付属の型紙を貼り付けてブラケットと干渉する部位を切除します。

リアダンパー取付用のブラケットは写真の元々開いている穴を利用します。ブラケットを取り付けたら先程加工したプラの部品を上から取り付けます。

フロント同様ダンパーを仮付けし、一度車両を接地させて車体を揺すりサスペンションを均したら前後ダンパーの本締めを行います。

ダンパーには付属のステッカーを貼り付けます。このステッカーが貼り付けられていないと保証対象外となるそうです。

最後に外したアンダーカバーとリアバンパーを取り付けます。リアバンパーは取付作業時も傷を付けぬよう細心の注意が必要です。外した灯火類のカプラーを挿し忘れないよう注意しましょう。
取り付けが完了したら養生テープを剥がし作業完了です。

取り付けが完了してしまえば普段は殆ど見えない部品ですが、走ればその違いは実感できるハズです！！

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