Volkswargen UP! ブレーキ オーバーホール ブレーキライニング ホイールシリンダ 交換 点検 修理 整備 当社ではお客様の安心のためにきっちり整備いたします｜車検・点検・修理のグーネットピット

こんにちは！
今日はVolkswargen　UP!のお客様より点検修理のご依頼をいただきましたので、そちらの内容をご案内します！
わざわざ遠方よりお越しくださったお客様になります
ご依頼くださいまして、まことにありがとうございます！

まずは簡単なところから
左のサイドマーカが結露してしまうということでした
こちらは純正新品にてマーカを交換させていただきました！

ワーゲンのお車は純正でホイールボルトにロックキーが刻まれています
だいぶ摩耗してきているうえに、タイヤ交換のたびにいちいちソケットを変えないといけないのも面倒ということで、普通の六角のホイールボルトへ4本交換したいとのことでした
4本新品手配にて交換です

いよいよ本題です
最近某車検チェーン店で車検を受けた際、左リヤブレーキが摩耗している
原因はサイドブレーキワイヤーかもしれない
と注意喚起されたとのことです
そちらを点検してほしいとのことでした

よく見てみましょう

左のブレーキライニングは残りがかなり薄く、１ｍｍあるかないかの状態です
そしてなにより、ブレーキペダルを踏んでもブレーキ装置が動きません
全く給油がされておらず、ブレーキの各摺動部品が錆や固着によって動かなくなってしまっています
・・・・このような状態、本来であれば車検に通らず要整備なはずなんですが
ダメダメですね
ダメダメです
お金だけもらっておいて整備はしない
さすがにそんな車検はナシだろ～
むしろこのような車検にお金払うほうがもったいなくありませんか？

リヤブレーキを左右とも全部分解し、ライニング交換をします
錆で腐食した部品は錆を落とします
でないと動きが良くなりません
徹底的にやったら、サイドブレーキの調整機構の小さい部品にもワーゲン、アウディの刻印が浮かび上がってきました
きれいですね！
動きもだいぶ良いはずです！

ブレーキ各部品を組んだら、動きが悪くならないようにグリスアップしておきます
サイドブレーキの引きしろも調整
結果サイドブレーキワイヤーにはなんら問題はありませんでした
ブレーキドラム表面も錆びていたのでビジュアル重視で黒く塗りなおしておきました！

あまりのブレーキのメンテナンスのされてなさに、四輪でのメンテナンスでご提案
前側もオーバーホールを実施しました
こちらもビジュアル重視でシルバーに塗っておきました(笑)
四輪ブレーキの組付けが終わったら、作動油であるブレーキフルードも交換しました
が・・・抜けてきたフルードは結構汚れていました
まともな工場さんであればブレーキフルードくらいは車検時に入れ替えると思うんで、まあマトモじゃないですね！
ダメダメです

試運転して引きずりやブレーキの効き具合問題がないかチェック
専用テスタで実際の制動力の出方なども確認します
4輪ともバッチリの状態です

最後に再びリフトアップして、ブレーキフルードの漏れがないかも確認
OKですね！
こうです
安心を提供させていただくのであれば、気持ちがあるならこれくらいのレベルの作業で至極当たり前だと思います
逆に手抜きはお客様への気持ちが足りてない表れだと私は考えますので
お客様からお金をいただいて安心を提供させていただく商売なわけですから

以上が今回の作業の内容になります
いかがだったでしょうか
車は消耗部品の塊です
そして機械なので不調になれば勝手に直ることもありません
人間より正直です
だから当然走るから、まあいっか！とはなりませんし、適宜メンテナンスはどうしても必要になるわけです
そのメンテナンスがおろそかでは・・・当然あとからより大きいトラブルとなってしまうわけです
今回のように、ブレーキひとつとっても、もし車検ごとに最低限必要なメンテナンスがなされていれば、もうちょっとブレーキの部品の寿命も長かったかもしれませんしね！
遠方からの修理のご利用ありがとうございました
どうぞ、ご安心してお乗りくださいませ！