リモート格納ミラー（オートリトラクト）の機能を停止へ。冬場の凍結や降雪時、格納モーター損傷予防です。スズキ：ジムニーシエラとワゴンＲスティングレー｜車検・点検・修理のグーネットピット

便利機能のドアロック連動ドアミラー格納機能です。このオートリトラクトの新車装着率はケッコウ高く「当たり前でしょ」の感覚に近くなってきてますね。
駐車場が狭かったりで毎回ミラー格納してる、や、ドアロックしたっけ？の確認も出来るし！と、おっしゃる方も。確かにイイ機能っす。
ですが、ここの土地柄、冬場は、凍結＆降雪地域。
作動後「バキッッ」後に「ニャィ～ィィ～」っと、格納部の破損事例は多です。
あくまで個人的な見解です。左側（助手席側）が破損する割合が多い気が・・。心理的に、運転席側はスグ見えるので、ミラー周辺の雪は綺麗に落とします。が、助手席側は、遠いし何とな～くになってしまう事が、破損誘発の要因になってる？と勝手に思ってます。
という事で、設定で機能停止へ。
一連の状況はこちら↓↓

作業させて頂いた２台は、完全に壊れてる訳ではありません。動く時のモーター音含め、違和感を感じた為の対応です。一応現在、格納は動きます。が、このまま冬場、リモートミラーを使ってるとスグ壊れる予感が致します。格納したい時は、自分でボタンを押せば動きます。
ジムニーシエラは５年経過の５万㌔、スティングレーは１０年経過の１０万㌔。
こういった、環境に左右される電気モーター部品の寿命は、正直わかりません。
パワーウインドウも同じで、下げようとした際、ドアガラスとガラスラン（チャンネル）が凍結してて、「バキッ」と動いた経験をした方もあると思います。
昔のクルクルハンドルでは絶対に動かせなかった状況でも、モーターの力で容赦なく開けようとします。挟み込み防止機能はありますが、下げ防止って無いですよね。
ヒューズが切れるか、何かが壊れるか、になるでしょう。余談が長くなりました。
本題に戻り、
この車両の設定変更は、車両のドアロックボタンとリモコンキーで行います

車両の取り扱い説明書に、設定の変更方法は掲載があります。
車両に乗り込んで、全てのドアが閉じてる状況から
①イグニッション：ＯＦＦ
②運転席側のドアロックスイッチを、ロックアンロックを４往復
③リモコンーのボタンを３回プッシュ（どちらのスイッチでもＯＫ）
④ブザー「ピッ」１回で停止、２回で機能
一連を１５秒以内で行います。もう一度行う事で、停止と機能が反転します

リモート格納機能が停止できてるか、チェックします。
オッケーですね。スティングレーも同じ様に。
他のメーカーでは、ボタン長押しだったり、メーターの車両設定で変更の場合も。
ごく稀に、スキャンツールのみ対応の場合は、ユーザーは自分で出来ないのでチョット残念ではあります。
余談ですが、
実は、私の個人車も２年前、ミラー開の後に「ミャ～ィィ～」とナッてしまいました！
え～マジか～・・でしたッス。
なんちゃらの部養生って、コンナ感じなのですね。
車の（ドアミラー周辺も）雪降ろしを綺麗に行う人には、あまり関係無いかもしれませんが。