「タフト」は、2020年6月にダイハツから発売されたSUVスタイルの軽自動車です。どんなときでも気軽に持ち運びができて、たくさんの荷物を収納することができる「バックパック」にちなんだ、「Backpack Style(バックパックスタイル)」をコンセプトとして製作されました。前席は「快適な運転と移動を可能とする空間」、後席は「あらゆるサイズの荷物を自分好みに収納できる空間」と役割を明確に分けることで、バックパッカーのような自由度を実現しているのが特徴です。また、前席に関してはただ快適に移動するだけではなく「移動する過程すらも楽しんで欲しい」「移動の時間もワクワクして欲しい」という想いから多くの機能が盛り込まれています。特筆すべきはルーフに設置されている「スカイフィールトップ」と呼ばれる、大型ガラスルーフです。他社には無い大きく切り抜かれたルーフは、運転姿勢でも存分に開放感を感じることができます。ガラスルーフにはスーパーUV&IRカットガラスが採用されており、紫外線や赤外線をカットしてくれるので、夏場でもオープンカーのような開放感を楽しむことが可能です。運転席周辺にも、快適で安全なドライブができるように細かい配慮がなされています。エアコンなどのスイッチ類は、運転席から簡単に操作できるようコンパクトにまとめられており、高めに設定されたシートポジションによって視認性も向上。後席には、バックパックスタイルの真髄ともいえる「Flexble Space(フレキシブルスペース)」が搭載されました。リヤシートが左右独立で稼動可能となっており、乗員と荷物の量に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。タフトには、「DNGA新プラットフォーム」と軽量高剛性である「Dモノコック」が採用されています。高い車両剛性によって、従来の軽自動車の弱点でもあった高速走行時の乗り心地や静粛性を大幅に改善。タフな環境でも快適で安定した走行を可能としており、タフトの名にふさわしい性能を体現しています。エクステリアは個性的なスクエアボディと太いセンターピラーで重厚感を演出。軽自動車としては最大となる大径タイヤと高い地上高によるSUVらしい力強さが印象的です。タフさと力強さを表したデザインは、2020年度の「GOOD DESIGN AWARD 」でも受賞を果たしています。安全面ではスマートアシストが全車標準装備となり、新開発されたステレオカメラによって夜間の歩行者検知を実現。運転者の疲労も軽減され、これまで以上に安全なロングドライブが可能となりました。ラインナップは「X」「G」「Xターボ」「Gターボ」、特別仕様車である「Gクロムベンチャー」「Gターボ クロムベンチャー」となっており、すべてのグレードで2WD・4WDが選択可能です。※記載の文章は、2021年7月時点の情報です。