日産の「バネットトラック」は、1978年から販売が開始されたクルマです。「バネット」シリーズにおいて、商用ライトバンやワゴンタイプなどの車両とともに展開されました。また、1999年にマツダからのOEM供給を受けてフルモデルチェンジが実施された4代目モデルでは、荷台のバリエーションにスーパーローシングルタイヤとスーパーローダブルタイヤの2タイプが設定されています。なお、スーパーローダブルタイヤタイプは、低い床面地上高によって荷物の積み下ろし作業の負担が軽減すると同時に、ダブルタイヤの利点を活かした走行安定性を備えており、標準ボディとロングボディから荷台長が選べます。2012年6月発売モデルについては、「DX」や「GL」といったグレードが用意されています。このモデルでは、反射器が車体後部に装着された他、全てのクルマにおいてヘッドライトの配光やヘッドレストの高さが変更されました。なお、グレードごとの主な装備としては、「DX」には「フロント無段間けつ式ワイパー」「成形マッドガード」(リア)、「GL」には「大型メーターパネル」「防眩式ルームミラー」などがあります。また、このクルマは、2016年に3代目「アトラス」の1.5tシリーズに統合され、販売が終了しました。※記載の文章は、2018年12月時点の情報です。