トヨタ「コロナ」は、1957年に登場したトヨタを代表するミドルクラスの自動車です。「クラウン」や「カローラ」と共に長きに渡って、4ドアセダンタイプを中心に販売され、2ドアハードトップや5ドアハッチバックなど多くの派生モデルをラインナップしてきました。初代モデルでは、トヨタの量産乗用車として初となるモノコック構造が採用され、丸みを帯びた車両の形状からダルマコロナの愛称で親しまれました。1964年に先代モデルの教訓を活かして開発された3代目モデルは、フロントバンパーの上部を頂点にリア方向に一直線に流れる「アローライン」と呼ばれるサイドビューが特徴で、1965年には国内販売台数首位を獲得しています。1994年2月発売モデルでは、ベーシック仕様の「GX」、標準仕様の「セレクトサルーン」、上級仕様の「EXサルーン」「EXサルーンG」などがラインナップされています。このクルマのボディカラーは、「ブラックメタリック」「ライトグレージュメタリック」「ダークターコイズマイカ」などを用意しています。なお、このクルマは、1996年にフルモデルチェンジが行われ、安全性の強化とコストダウンをテーマに開発され、車名はサブネームがついた「コロナプレミオ」となりました。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。