中古車購入の際に気になるのが車の状態です。
素人がちょっとチェックしただけでは不具合を見逃す場合も多いでしょう。
そこで活用したいのが、買取店が所持している査定表です。
それを見れば車のおおよその状態はわかります。
しかし、そこに書いている記号や点数は知識がないと意味がわかりません。
そこで、査定表の基本的な見方についてご説明します。
査定表には色々な数字や記号が書き込まれていますが、その中でも特に重要なのが用紙の上部にある総合点の欄です。
ここに書かれている点数で、車に深刻な問題があるか否かが判断できます。
点数は0点~6点で表されており、その上に最高評価のSがあります。
Sは新車同然という意味です。
具体的には、登録から1年以内で走行距離は1万キロ未満、それに加えて無事故・無補修の車を指します。
中古市場にこのような車が出回るのは極めて稀です。
逆に、0点は事故や修復履歴があることを示しています。
また、総合点にR、R1、RAなどと書かれている場合もありますが、これも0点と同じで修復履歴のある車です。
0点はもちろんですが、1点や2点の車もかなり低品質なので素人は手を出さない方が無難でしょう。
一般的には、総合点4.5点以上が、優良な車とされています。
参考:http://www.jaai.or.jp/shoumeijigyou-3-4.html
総合点を確認した後は、外装と内装の評価点をチェックしてみましょう。
評価はA~Eに分かれており、内装だけその上にSがあります。
Sは新車と同レベルという評価です。
また、Aは追加修理の必要がないか、必要性の低いことを示しています。
逆にEは、大きな修理が必要であり、内装から異臭のするケースもあります。
このレベルになると、車自体の値段は安くても修理費に相当な費用がかかってしまうので購入は考えものです。
できれば、外装と内装はB以上のものを選びたいところです。
外装の評価点がCなどと言われても、それだけでは具体的にどこに問題があるのかはわかりません。
そこで、次に車両図を見ます。
図の中にはアルファベットが書き込まれていますが、それぞれの意味は以下の通りです。
A:キズ
C:腐食
E:エクボ
S:サビ
U:凹凸、ズレ
W:補修
X:交換が必要
XX:交換済み
Y:ワレ、ビス穴
評価は0~3でなされ、1が軽微で3が深刻な状態を示しています(XとXXは除く)。
例えば、Wの場合は、W1は補修状態が良好、W2は補修波がある、W3が再補修の必要ありといった具合です。
その図と実車を照らし合わせながら、ひとつひとつ自分の目で確認をしていきましょう。
なお、内装に関しては図面がないので、業者に質問をしながら隅々までチェックを行う必要があります。
以上でおおよその問題点は把握できるはずです。
あとは、走行距離やセールスポイントなどといった具体的な内容が書かれているので、中古車を購入する際はそれらを読んで総合的な判断を行うと良いでしょう。
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