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世界的ハイラグジュアリーカーの指標となる、メルセデス「Eクラス」。ボディバリエーションは、4ドアセダンと2ドアクーペ、ステーションワゴン、カブリオレの4タイプ。今回、パワートレインを全てのモデルで電動化するとともに、機能性と快適性を大きく向上、デザインを一新した。ラインアップは、エンジン単体で204馬力(150kW)、320N・mを発生する、新型の2L 直列4気筒ターボエンジン「M254」を採用した「E200 ステーションワゴン アバンギャルド」、エンジン単体で197馬力(145kW)、440N・mを発生する、2L クリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を採用した「E220d ステーションワゴン アバンギャルド」を設定。エクステリアは、短いフロントオーバーハングと長いボンネット、そしてグリーンハウスは大きく後退させ、ホイールベースを拡大。キャビンはゆったりとしたサイズとなった。また、フロントのヘッドライトとフロントグリルをつなぐブラックパネルに似た部分は、ハイグロスブラック仕上げで、メルセデスの電気自動車を想起させるほか、3Dデザインのフロントグリルは、中央のスリーポインテッドスターがグリルに一体化。シングルルーバーや周囲を縁取るクロームサラウンドなどが特徴的なデザインとなっている。インテリアは、大きなトリムパネルがダッシュボード中央まで伸び、外観上独立しているセンターディスプレイを採用。このトリムのくぼんだ表面上に浮かんでいるように見える。その他、ナッパレザーで仕立てた高級感のあるインテリアに加え、センターディスプレイと助手席ディスプレイを一体型にしたMBUXスーパースクリーンサードパーティ製のアプリケーションも使うことができる最新世代のMBUXを全モデルにオプション設定した。右ハンドルの設定。 |