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メルセデス・ベンツの伝統的なフラッグシップモデル、Sクラス。「S350」には3.5L V型6気筒DOHC(272馬力)を、「S550」/「S550 ロング」には5.5L V型8気筒DOHC(387馬力)を搭載、ロングボディモデルに新たに追加された4WDの「S550 4MATIC(4マチック)ロング」もラインアップ。トップモデル「S600ロング」は5.5L V型12気筒SOHCにツインターボ(517馬力)を搭載し、ハイパフォーマンスAMGモデルには、6.2L V型8気筒DOHC(525馬力)を搭載する「S63 AMGロング」と、6L V型12気筒SOHCツインターボ(612馬力)「S65 AMGロング」を用意する。今回のマイナーチェンジでは、輸入車初のハイブリッドモデル「HYBRID(ハイブリッド) ロング」を追加。3.5L V型6気筒エンジン(279馬力)と、新開発ハイブリッドモジュールが組み合わされる。小型軽量設計された、最大160Nmのトルクを発生する薄型の電気モーターと、量産ハイブリッド車初のリチウムイオンバッテリーを搭載し、重量増は75kgに抑制している。それをエンジンルーム内に設置されるため、トランクスペースは通常のガソリンモデルと同じ容量を確保している。燃料消費率10・15モードで11.2km/L、システムトータル最高出力299PSを発揮する。また、既存モデルでは内外装デザインを一新。フロントデザインは、クロームトリムとLEDナイトドライビングライトを搭載する新デザインのフロントバンパーを採用。S600 ロング、S65 AMG ロングにはツインクロームデザインの専用フロントグリルを採用する。リアビューは、リアバンパーのデザインを変更したほか、52個ものLEDを使用するLEDリアコンビネーションランプを採用し、後方からの視認性を高めた。また、アルミホイールも新デザインが採用されている。ハイブリッド ロング、S550 4マチックロング、S600ロング、S65 AMGロングは左ハンドル設定、その他は左右ハンドルの選択可能。 |