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投稿者評価
平均
【総合評価】
ロータリーってどうなんだろうとの思いは強くまた、その個性的なエクステリアデザインの魅力も強く思い切ってオーナーになりました。初めての邂逅はディーラーでの試乗ではありましたが、ぼくのお金で買ったぼくのエイトの初めての印象は「静か」でした。ロータリーエンジンの特性として静音・低振動なのです。それはとてもジェントルで、のちに慣らし運転を終えた際の凶暴性など微塵も感じさせない静かなクルマでした。大人しく走らせれば静粛極まる準ファミリーカー。スポーツカーとしては異例なほどの室内空間としなやかなサスペンション設定はファミリーカー素養もそれなりに持っています。もちろん、ぶん回せば一挙に非日常のアグレッシブさを堪能できる、使い勝手の良い優秀なクルマであると言えるでしょう。
【良い点】
スポーツカーとしては異例なほどの広大な室内空間。苦痛を強いられがちなスポーツカーの後部座席ですがエイトのそれはかなり大柄な成人男性でも余裕を持って着座でき圧迫感を受けない広大なレイアウトになっています。足回りはストロークの深いしなやかさを追求したセッティング。大人しく走らせれば寝た子を起こさないフラットな乗り心地。攻めれば少々のワンダリングもしなやかにクリアする懐の深さ。高剛性の車体はロングホイールベースもあって高速ドライブでの安定感も抜群で、速度計を時々確認しないとポリスカーに停止を求められてしまいます。尚且つナイフの切れ味のごときコーナリングスピードはおそろしくハイレベルで、平均的な運転者の技能を軽く上回ります。もうダメだというシチュエーションでもエイトのほうは実は余裕だったなんて逸話は枚挙に暇がありません。見惚れるほどのプロポーションも日本人でピニンファリーナチーフデザイナーを勤めた奥山清行氏をして「このデザイナーと会ってみたい」と言わせしめたほどの完成度。ほんとうに所有満足度指数が異常に高いクルマです。中古であっても是非手に入れたいですね。
【悪い点】
ロータリーの宿命なのですが、エイトのレネシスエンジンであっても高圧縮比ができない事情は変えられず、どうしても燃費の点は決して良いとは言えません。有限な石油由来であるガソリンを用いる前提ではロータリーの未来はないでしょうね。水素ロータリーの技術定着に期待しましょう。
後方視界は多くのスポーツカーに当て嵌まりますが、あまりよくないです。それでも一部のファミリーカーよりは良好な後方視界性能は持っています。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.6 | 4.6 | 4.1 | 3.9 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.3 | 2.5 | 4.1 |
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