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投稿者評価
平均
【車種】 ニッサン セドリック 300LX VIP-Z TA-HY34 VQ300DET
【総合評価】ポルシェデザインが携わった車だけあって、スタイルと流線型的フォルムは、現行フーガよりスタイリッシュにも感じる。日産の高級車種だけあって内装もシックに纏めてあり、クラウンのようなチャラチャラしたイメージはない。
また「走りの日産」「技術の日産」と謳われていただけに、機関のレスポンスの良さ(VQ300DETエンジン)はクラウンには無いドライバーの愉しみがある。
但し同年式のクラウンと比べて、高級車としての重厚感や高級感はやや後塵を拝する感は否めず、走行性を重視するあまり燃費性能は今時の需要と逆行している。
そして日産の車に限った事ではないのだが、経年劣化のせいか電気機器系のトラブルが他の高級車と比べても多いような気がする。
【良い点】 洗練されたフォルム、そのスタイルはとても10年以上が経過した車とはいえないセンスがある。
シフトモードをパワーモードにしたら、150kmまでノーストレスで力強く加速し高速運転も安定している。
シートも柔らかいながらも適度なホールド感があり、長時間の運転も大変楽である。
内装も高級車としての必要最低限のレベルは確保してあるし、無駄にチャラチャラしていない。
【悪い点】 燃費性能の悪さ(街乗りで5〜7km/L)と経年による内装の陳腐さ(シックであるという意味にも取れるが、正直Y32のようにもう少し高級感が欲しい)、電気機器系の経年トラブル。
特にエアコンスイッチ機能付きオーディオシステムパネルは、その形状の特殊性から社外品の取り付けがほぼ不可能で、湿度が高い日が続いた時の、マルチビジョンやエアコンスイッチ類の作動不良が起こるリスクが高い。これは日産の中古車全般に言える、最大のウィークポイントである。
Y34としては、VQ直噴6気筒エンジン(VQ300DD)のトラブル多さである。故に最高車種であるVIPですら、上記エンジンベースの車はかなりの安価である。
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総合評価
外観のデザイン・ボディカラー | 走行性能 | 乗り心地 | 価格 |
---|---|---|---|
4.4 | 4.1 | 4.4 | 3.6 |
内装・インテリアデザイン・質感 | 燃費・経済性 | 装備 | |
4.1 | 2.6 | 4.0 |
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77.7
97.8
137.8