クルマをベストコンディションに保つために消耗部品の定期的な交換は欠かせません

クルマがきちんと走る・止まる・曲がるようにするためにタイヤ・ブレーキなど足回りの部品のメンテナンスは欠かせません。また、乗り心地や快適性にも関わる部分ですのでベストコンディションを保つようにしましょう。

足回りの消耗部品の交換

プレーキパッド

ブレーキパッドはブレーキペダルを踏むとブレーキディスクを挟み摩擦でタイヤの回転を止める働きをする重要な部品です。ブレーキを使用するたびに、徐々に磨耗していきますので定期的な交換が必要です。全く減ってしまってから交換したのでは危険なので定期的に点検し予防的に交換する必要があります。10,000km走行ごと(シビアコンディション※は5,000kmごと)に点検し消耗度合いによって交換をおすすめします。
※ シビアコンディション:走行距離が多い、短距離走行の繰り返しが多い、悪路走行が多い、山道など上り下りの頻繁な走行などの過酷な条件でご使用の場合。

ブレーキライニング

ブレーキライニングも同じくブレーキをかけた時に摩擦でタイヤの回転を止める働きをする部品です。ブレーキライニングはドラムブレーキと呼ばれる軽自動車や一部の小型車のリアブレーキに主に採用されています。ディスクブレーキと違い外見から点検することが困難なため定期的に整備工場で点検することをおすすめいたします。20,000km走行ごとに点検し磨耗度合いによって交換をおすすめします。

ブレーキディスクローター・ブレーキドラム

ブレーキディスクやブレーキドラムは、ブレーキパッドやブレーキライニングの摩擦力を受け止める側の部品でこれらも同様に摩耗しながらブレーキを作動させており磨耗が進んだまま使用すると重大な事故につながる恐れがあります。車種や年式により交換推奨時期や使用限度が決められているので点検時に交換の必要があるとされた際は必ず交換しましょう。

タイヤ

タイヤはクルマが走るために「走る」、「曲がる」、「止まる」という重要な役割を担っている部品です。
タイヤは走行すると摩耗します。摩耗したタイヤではブレーキの利きが悪くなり、雨天時などで滑りやすくなったり、場合によってはタイヤがバースト(破裂)するおそれがあるので、定期的な交換が必要です。

ドライブシャフトブーツ・ステアリングラックブ-ツ・タイロッドエンドブーツ・ポールジョイントブーツ

これらは車体とホイールを支える部品を連結する各アーム類のジョイント部に使われているゴム製のブーツ類です。可動部分に使われているので経年劣化や使用状況により破れてしまうことがあります。これらは内部にグリースを保持し可動部を潤滑したり、またその可動部に異物が入らないように保護する役割を担っています。これらの部品は破れていると車検に通らないため早めの点検、交換をするようにしましょう。

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