BMWの「4シリーズ」は、2013年に販売が開始された自動車で、「クーペ」「カブリオレ」「グランクーペ」の3タイプが展開されています。なお、日本国内においては、2013年9月から「クーペ」、2014年2月に「カブリオレ」、2014年5月に「グランクーペ」が発売されています。「クーペ」はダイナミックでエレガントなデザインの美しいプロポーションと、専用サスペンションと車体の低重心化によって実現した俊敏でスポーティなハンドリング性能が特徴の2ドアクーペタイプの車両です。「カブリオレ」については、3分割式のリトラクタブル・ハードトップを搭載しており、吸音性にすぐれたルーフライニングにより遮音性に優れています。「4シリーズ」の第3弾モデルとして登場した「グランクーペ」は「美しいクーペ・スタイリングと卓越したドライビング・ダイナミクスに、4ドア・モデルの優れた機能性を高次元で融合」という商品コンセプトが掲げられており、「クーペ」より延伸されたルーフラインにより優美さが強調され、ヘッドルームを拡張したことで居住性が向上しています。加えて、「4シリーズ」を基に、同社の子会社であるBMW M社がチューニングを実施した高性能スポーツモデル「M4」も2014年からリリースされています。この車両の現行最新モデルとなる2021年7月発売モデルには、「420i グランクーペ」「420i グランクーペ Mスポーツ」のグレードがラインナップされています。加えて、ハイパフォーマンスモデルの「M440i xDrive グランクーペ」も設定されています。※記載の文章は、2021年9月時点の情報です。