ホンダ「CR-X」は、1983年にリリースされた3ドアクーペの小型自動車です。初代モデルは「バラードスポーツ CR-X」の車名で販売されており、「50マイルカー」(ガソリン1ガロンで50マイル走れるクルマ)をコンセプトに開発されています。このクルマは、同社が開発した新素材が採用された軽量で高剛性のモノコックボディに、優れた空力特性を備えています。また、2代目モデルでは「CR-X」に車名が変更され、先代よりもワイドでローフォルムなスタイルになりました。この車両の1990年9月発売モデルでは、グレードとして、標準仕様の「1.5X」や「Si」「SiR」などがラインナップしています。そのほか、この自動車の特別仕様車については、1991年2月発売モデルに設定された「1.5X スタイルS」や、1991年9月発売モデルに設定された「1.5X スタイルSII」などがあります。なお、1992年にフルモデルチェンジが実施され、3代目となったモデルは「CR-Xデルソル」という車名になり、走行性能を追求した先代モデルから大きくコンセプトを変化させ、電動オープンルーフを備えた小型オープンカーとしてリリースされています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。