いすゞの「ビギン」は、同社の「エルフUT」の後を継ぐ形で開発されたウォークスルーバンとなります。ヤマト運輸で使われているトヨタの「クイックデリバリー」のライバル車にあたります。日本通運や佐川急便、福山通運といった配送業者、さらには日本郵政公社もこの車種を使用しています。この車種は2002年2月より、正式販売がスタートとなりました。それ以前にも、2001年開催の第35回東京モーターショーに登場し、一部の業者で試験販売が実施されています。エンジンに関しては、いすゞの「エルフ」と同様の4JG2型ディーゼルエンジン搭載で、5速マニュアルと4速オートマチックのトランスミッションが採用されています。