レクサス「LFA」は2010年に販売が開始された、2ドアクーペタイプのスーパーカーです。このクルマは、2005年および2007年に発表された「基本性能を徹底的に鍛え込むとともに、走りの新技術を備えることにより、LEXUSの新しいパフォーマンスを提案する」というプレミアムスポーツコンセプト「F」のもとに開発されたコンセプトカー「LF-A」の市販仕様です。生産は職人による手作りで行われ、2012年までに500台限定で生産・販売されました。この車両には、独自に開発された炭素繊維強化プラスチックがキャビンに使用されており、100kgもの軽量化が実現されたほか、金属では困難な自由度の高いカーブやフォルムをもったデザインが実現されています。さらに、この自動車は「オクターブハーモニー」と呼ばれる特徴的な排気音をもち、スピード感と加速感が高められています。なお、このクルマは、2012年ニュルブルクリンク24時間レースなどにも参戦していました。2010年12月発売モデルでは、センターのタコメーターに、カラーTFT液晶を使用したコンビネーションメータが採用されています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。