1968年4月に日産から発売された「ローレル」は、中型クラスとなる高級乗用車で、2ドアおよび4ドアハードトップと4ドアセダンタイプが展開されていました。この車両の初代モデルは、同社の「セドリック」と「ブルーバード」の間を埋めるクラスの車種として開発されており、ハイオーナーカーの先駆けとなりました。同モデルでは、「ブルーバード」と同じサスペンション形式を採用しており、フロントにストラット、リアにはセミトレーリングアームを搭載しています。1977年に発売された3代目モデルでは、「豪華なゆとりの充実」「静粛さの追求」「安定した高品質の維持」「省資源への配慮」「積極的な安全策」の5つのコンセプトをもと、開発されました。なお、1990年5月には、ダイレクトクロームメッキや従来より大型化したウインドウォッシャータンクを採用するなどの火山灰対策が施された「火山灰仕様車」が登場しています。2002年7月発売モデルには、「メダリスト セレンシア NAVIエディション」「25メダリスト セレンシア NAVIエディション」といったグレードがラインナップされています。このモデルは、安全機能として、デュアルエアバッグ、ABS、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルト、ブレーキアシストを全車で標準装備しています。また、ボディカラーについては、「ブラックパール」「ダークメタルブルー」「プラチナシルバー」「レッドパール」などが用意されています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。
