「セリカXX」は、トヨタが生産していたクーペで、「セリカ」の上級モデルに当たります。1978年に登場した初代モデルは、七宝調エンブレムやえんじ色の内装など高級感のあるデザインが施されていました。フロント部には、メーカーの頭文字「T」をモチーフとしたグリルを採用し、高級スポーツカー「2000GT」を思わせる仕上がりとなっています。なお、北米向けモデルは「スープラ」という名称で販売されています。初代モデルの前期A40型(最新モデル)は、2.0Lエンジン搭載の「L」「S」「G」、2.6Lエンジン搭載の「S」「G」という5種類のグレードが用意されています。そして、トランスミッションは4速ATが設定されています。また、メーカーオプションで、手動式スライディングサンルーフが用意されています。