ボルボの「XC70」は、SUVの走破性とエステートの機能性を併せ持つ、クロスカントリータイプのエステートワゴンです。同社のミドルクラスワゴンの「V70」をベースに製造され、2001年の発売開始当初は「V70XC」という車名でしたが、2002年に「XC70」に変更され、以降の「XC」系モデルへと続いていきます。この車両の初代モデルは、アウトドア向けに走破性が強化された4輪駆動モデルとなっており、べースとなった「V70」よりロードクリアランスが高く設定されています。また、2015年7月発売モデルのグレードについては、「T5クラシック」「T5 AWDクラシック」などがラインナップされています。このモデルには、全車速追従機能付ACC、歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキなどの安全装備・運転支援機能が全車に備えられている他、3つの走行モードから選択することができるFOUR‐Cアクティブパフォーマンスシャシーが採用されています。ボディカラーに関しては、「アイスホワイト」などが用意されています。なお、このクルマは、2017年に「V90」の登場と共に生産が終了となりました。※記載の文章は、2018年12月時点の情報です。
