「N-ONE」は、ホンダが2011年12月に発売したN-BOXと同じ「Nシリーズ」の第3弾として、2012年11月に発売しました。「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」をコンセプトとして、ホンダ初の軽乗用車である「N360」のモチーフにデザインされています。デザインの大きな特徴はライトにあり、ヘッドライトにはデイタイムランニングライトを搭載しています。これは昼間でも発光するため、対向車に車の存在を知らせることが可能です。また、愛嬌を感じさせるかわいいリングのヘッドライトは、ウインカーではターンランプとしても使用できます。「N-ONE」には、「オリジナル」「プレミアム」「プレミアムツアラー」「RS」の4つのタイプがラインナップされているのが特徴です。まず、「オリジナル」はドアミラーやピラーはボディと同色、ホイールはカラードディッシュ形状にするなど、シンプルで可愛らしいデザインとなっています。「プレミアム」は、フロントの大開口グリルにクロームメッキをあしらうなど、クラッシックを印象付ける上質感のある仕上がりに。「プレミアムツアラー」は、「プレミアム」の装備にターボエンジンを搭載しています。そして「RS」は、大型カラードゲートスポイラーやマッドブラックの15インチアルミホイールを装備したスポーティーなフォルムに仕上げられているのが特徴です。室内空間は、軽乗用車にもかかわらずゆったりとした空間となっており、快適なドライブを楽しめます。また、セパレートシートが身体をしっかりと支えてくれるので、ドライバーは運転に集中できるでしょう。足元の空間にもゆとりがあり、特に助手席はインストルメントパネルを大胆に削っているので、足を伸ばしてくつろぐことが可能です。室内の静かさにも気を配っていて、エンジン音や振動を低減するために防音材を効果的に配置しました。「プレミアム」「プレミアムツアラー」「RS」に関しては、遮音機能付フロントウインドウガラスがついています。さらに、ガラスには紫外線を約99%カットする機能に加え、不快な暑さを低減し、冷房効果を高めてくれる効果もあるのが特徴です。ホンダの安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダセンシング)」は、「N-ONE」の全タイプに装備されているなど、安全装備も充実しています。2020年に2代目へとフルモデルチェンジした際には、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)やLKAS(車線維持支援システム)が追加されるなど、安全性能もさらに向上しました。※記載の文章は、2021年7月時点の情報です。