2007年にリリースされた日産の「ピノ」は、スズキのOEM供給を受けて誕生した軽自動車で、同社の軽自動車のラインナップ強化を目的として生産されました。このクルマのベースとなっているのは、スズキの6代目「アルト」であり、マツダの5代目「キャロル」は兄弟車となっています。肩ひじの張らない親しみやすいデザインに仕上がっている他、乗り降りのし易さや小回りが利く取り回しの良さ、ほぼ平坦になるラゲッジルームなど高いユーティリティ性が特長として挙げられます。また、この車両の2008年6月発売モデルには、スタンダード仕様の「S」と上級仕様の「E」がラインナップされています。また、駆動方式フルタイム4WDの「S FOUR」「E FOUR」も設定されています。このモデルは、前モデルからボディカラーが変更されており、「ペールブルー」「マルーンブラウンパール」「クラッシーレッドパール」などが新たに追加されています。なお、この「ピノ」という車名は、童話作品の「ピノキオ」から名付けられています。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。