1980年6月に販売が開始された日産の「サファリ」は、大型のクロスカントリー4輪駆動車です。この自動車は、「キング・オブ・オフローダー」ともいわれており、オフロードでの走破性と信頼性が重視されています。このクルマは、生産車のほとんどが国外に輸出され、主に紛争地域や国際連合、軍隊での使用が想定されているため、頑丈な梯子型フレームが車体に用いられており、3代目モデルとなるY61型系までは、ホイールトラベルを大きくとることのできる前後リンクリジッドアクスルサスペンションが採用されています。なお、2代目となる1987年11月発売モデルでは、全車両が1ナンバー登録の普通貨物車となりました。3代目の2004年8月発売モデルでは、5ドア7人乗りの「グランロードリミテッド」などのグレードが設定されています。このモデルのエクステリアについては、フロントグリル、フロント/リアフェンダー、フロント/リアバンパー、ヘッド/リアランプなどのデザインを一新しています。インテリアは、スエード調クロスシートやアルカンターラを使用した新形状のシートの採用により上質感が彩られています。また、セーフティ装備としては、デュアルエアバッグ、ロードリミッター付プリテンショナーシートベルト、セキュリティ装備としては、エンジンイモビライザーを標準で設定しています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。