車のエンタメ
更新日:2017.11.21 / 掲載日:2017.11.21
不測の危険にもこれでバッチリ!? BMWの警備車両向けトレーニング
世界各地でテロ事件が起きる不穏な時代。紛争が起こっている地域ではなくても、警護を担当する人たちはさまざまなリスクを考慮し、対応することが求められます。
BMWでは、不測の事態を想定した警備車両向けトレーニングの動画をYouTubeの公式チャンネルで公開しているのですが……。
でも、クルマから降りて確認しに行ったりしてはいけません。BMWの高セキュリティモデルには車両前部にスピーカーが備えられているので、車内から怪我人がいないか、警察や救急車を呼ぶ必要があるかなど、呼びかけるようにします。
犯人がひとりだったら逃げるより轢いちゃったほうが手っ取り早いのではないか、とか、爆弾の威力が弱すぎるのではないか、とか、ツッコミどころはありますが、参考にはなります。
右サイド、横向きに停まったクルマとのあいだにかなりの余裕があるので、ガードレールにぶつけなくても通過できたのではないか、とも思いますが、「躊躇うなかれ」という精神は参考になりますね。
慌てず、敵のクルマの後方側面を小突くようにクルマをぶつけて、クルッと回転させてやりましょう。ステアリングを大きく切らず、スピードコントロールで押し出すようにするのがコツみたいですね。
敵だってそんなギリギリのところで割り込んでこないんじゃないか、と思うところはありますが、参考にはなるかもしれません。
オフロードに逃げるのが基本だったとしても、爆発物が仕掛けられていた方向にステアリングを切るのははたして正解なのか、とか、広い空地で爆発物の真上を通過しないように走れるかどうかは運次第な感じがする、とか、引っかかるところはありますが、セオリーは学ぶことができたかと。
コメント欄を見ても「これ、ジョークだよね?」、「ナレーションはシリアスだけど、トレーニングはそうじゃないな」という内容がほとんど。BMWがどういう意図でこの動画を公開したのか、謎は深まるばかりです。