中古車購入
更新日:2025.01.28 / 掲載日:2020.11.08
ダイハツ ミライースの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

低燃費を徹底的に追求した軽自動車であるダイハツ ミライースに関して、今回はグレード別に紹介していきます。「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。
ダイハツ ミライースの歴史
ミライースは、それまでダイハツの屋台骨を背負ってきた「ミラ」の実質的な後継モデルとして、2011年に誕生しました。パッケージング自体はミラと同じ5ドアハッチバックですが、車名につけられた「イース」の名が、ミラとの決定的な違いを表しています。車名の「イース」はダイハツの低燃費技術「e:sテクノロジー」のことをさしており、車両構造の見直しやボディの軽量化・トランスミッションやエンジンの改良など、車両開発を根本から見直されているのが特徴です。
2011年に登場した初代では、6種類のグレードが設定されました。
・ミライース D
・ミライース L
・ミライース X
・ミライース Xf
・ミライース G
・ミライース Gf
e:sテクノロジーの思想が詰め込まれたエンジンは自然吸気(NA)エンジンのみとなっていますが、日常使いには十分なパワーをもっています。また、扱いやすいエンジン特性で、特別にエコカーであることを感じさせません。
このエンジンからの出力を高い効率で路面へ伝えるため、トランスミッションにはCVTが採用されました。プーリー(滑車)を介して、アクセル開度やエンジンの回転数に応じ動力を適切に伝達し、効率の高い加速・走行が可能となります。
同年には、2011年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
2013年のマイナーチェンジでは、ダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシスト」を一部のグレードに採用しています。これにより、高い安全性能を確保しました。
2015年には、ミラの誕生35周年を記念した特別仕様車として、ミライース 35th Anniversary ゴールドエディション SAを発売します。
2017年に2代目が登場した際に、グレードが一新され、以下の内容が設定されました。
・ミライース B
・ミライース B SAIII
・ミライース L
・ミライース L SAIII
・ミライース X SAIII
・ミライース G SA III
このタイミングでスマートアシストも、スマートアシストIIIへと変わります。
世界最小サイズの高性能なステレオカメラを採用したスマートアシストIIIによって、歩行者対応の衝突回避支援ブレーキやオートハイビームなど高い安全性を実現している車種となりました。
ミライース L
日常的に使うために最低限必要なものを装備した「ミライース L」
装備は簡素ながら、パワーウィンドウや集中ドアロック、AM/FMラジオ付きCDプレーヤーなど、日常的に使うための最低限必要なものは標準装備されました。
また、ベーシックなグレードですが、通常仕様に加えて、ダイハツの衝突回避支援システムである「スマートアシスト」や、そのバージョンIIIが搭載されるものも用意されています。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2011年式:9万円~54万円
2012年式:16万円~56万円
2013年式:19万円~64万円
2014年式:26万円~58万円
2015年式:27万円~66万円
2016年式:23万円~69万円
2017年式:30万円~89万円
2018年式:34万円~94万円
2019年式:49万円~101万円
2020年式:55万円~99万円
2021年式:59万円~109万円
2022年式:79万円~114万円
2023年式:86万円~118万円
2024年式:84万円~112万円
高年式になるほど中古車の台数は多くなりますが、初期型の2011年式でもそれなりの台数が流通しています。
先代モデルとの比較
初代のミライース Lは、ミライースの中でも事実上のベーシックモデルに相当するグレードです。
スチールホイール・マニュアルエアコンなど、装備は簡素化されていますがミライースに共通する低燃費の追求にはぬかりがなく、ガソリンエンジン単独の車種としては驚異的な燃費を誇りました。
この世代の中古車は、スマートアシストなしの仕様とありの仕様が同じくらいの台数が販売されています。スマートアシストが装備されている個体は若干価格が上がりますが、お金で買える安全と考えて、ついている個体を選ぶのがおすすめです。
エンジンは0.6L直列3気筒ターボ最高出力52ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmです。
第2世代:2017年~2024年
2代目の現行型にも、ミライース Lが設定されました。先代モデルと同様、スマートアシスト機能がついたものとつかないものから選べ、現時点ではスマートアシストがつかないものを選べる唯一のグレードとなっています。
この世代の中古車は豊富ですが、現代の自動車に必須とされる安全装備のついたスマートアシストモデルの台数が圧倒的です。よほどの理由がなければ、スマートアシスト仕様を選ぶ方がよいでしょう。
エンジンは0.6L直列3気筒ターボ最高出力49ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmです。
人気のあるカラー
・スカイブルーメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ブラックマイカメタリック
・ホワイト
・シャイニングホワイトパール
・プラムブラウンクリスタルマイカ
この中では、シルバー色の「ブライトシルバーメタリック」や白色の「ホワイト」が人気です。
ミライース G

初代の最上級グレード「ミライース G」
当時のベーシックグレードであったミライース Lの装備に、以下の内容を追加で装備しています。
・メッキグリル
・革巻ステアリング
・サイドエアバッグ
・VSC(横滑り抑制機能)
・オートエアコン
また、このグレードのみにシートの背もたれの角度を変更やシート全体を前後に動かせる機能のシートリフター、ハンドルをドライバーの体格や運転姿勢に合うように、角度を変更できる可変型のチルトステアリングなどの機能が追加されました。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2011年式:18万円~60万円
2012年式:19万円~59万円
2013年式:20万円~52万円
2014年式:流通量希少により算出不可
2015年式:流通量希少により算出不可
このグレードは、ミライースの中でも装備が充実した上級グレードとして、中古車の数も豊富です。その分、ただでさえ値落ちの低い軽自動車の中にあってより価格低下のカーブはなだらかで、旧年式でもコンディションのよいものは中古車価格も高いです。
先代モデルとの比較
この世代のミライース Gは、ミライースの最上級グレードとしてさまざまな装備が充実しています。
4WD仕様のものには「ミライース Gf」という名称が用いられていました。標準装備されるエコドライブアシストディスプレイにより、エコ発電制御による減速時のエネルギー回生状態やガソリンの節約量などの情報を一目で知ることができます。
そして、ベーシックグレードである「ミライース L」の装備に加えて、下記の内容が備わっていました。
・メッキグリル
・革巻ステアリング
・サイドエアバッグ
・VSC(横滑り抑制機能)
・オートエアコン
2013年からはダイハツの衝突回避支援システムである「スマートアシスト」が標準装備された「ミライース G SA」「ミライース Gf SA」に変更されたため、その後はカタロググレードとして残りました。
ミライース Gは、初期型でも登場から10年程度と、中古車としては使用に耐えうる年式のものも含め、市場に多く出回っています。そのため、走行距離や予算に応じた、最適なものを選ぶことができるでしょう。
エンジンは0.6L直列3気筒ターボ最高出力52ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmです。
人気のあるカラー
・スカイブルーメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカメタリック
・ホワイト
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・ファイアークォーツレッドメタリック
・シャイニングホワイトパール
この中では、鮮やかな黒色の「ブラックマイカメタリック」と、パール塗装が施された白色の「シャイニングホワイトパール」が人気です。
ミライース D
営業車などに使われていた「ミライース D」
エコ運転を示すインジケーターも、緑色のLEDが光るエコドライブアシスト照明のみと、非常にシンプルなものとなっています。
エアコンはマニュアル・スチールホイールを採用しており、リアシートは一体可倒式と、必要最低限の装備しかない分、車両価格は非常に手頃です。そのため、営業車などの用途に使われていたグレードでした。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2011年式:29万円~39万円
2012年式:19万円~39万円
2013年式:34万円~50万円
2014年式:25万円~43万円
2015年式:29万円~45万円
ミライース Dは徹底した低価格を追求し、極力開発コストをおさえたグレードです。そのため、一般的な使用に向いているとはいえず、中古車の台数も多くはありません。
先代モデルとの比較
ミライース Dは、初代のミライースにおける廉価グレードとして存在していました。
他のグレードには4WD仕様も設定されていましたが、このミライース Dに用意された駆動方式はFFのみとなっています。つまり、ベーシックカーとして割り切った使い方が想定されていました。
実際、分割可倒式のリアシートを採用する車種が多い中で、ミライース Dは一括可倒式で実用性は求めず、あくまでも「燃費のいい車をより低価格で仕上げたグレード」といえます。
このようなことから、ミライース Dは非常に割り切った作り込みをされたグレードのため、乗用車に便利さや質感を求める一般ユーザーにはなかなか浸透しませんでした。そのため、販売されている中古車の台数も少なくなっています。
手間暇を考えた場合、法人ユースなど限定的な使い方をするユーザーでない限り、ミライースの他のグレードの中古車の購入を検討した方がいいかもしれません。
エンジンは0.6L直列3気筒ターボ最高出力52ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mmです。
人気のあるカラー
ミライース X SA
初代で衝突回避支援システムを搭載していた「ミライース X SA」
お買い得グレードであったミライ―ス Xをベースに、ダイハツの衝突回避支援システムである「スマートアシスト」を装備しています。駆動方式はFFが採用されていますが、4WD仕様のミライース Xf SAも設定されました。
現行モデルのミライースでは、グレード名が「ミライース X SAIII」と変更され、スマートアシストのバージョンが新しくなっているため、より安全な運転をサポートすることが可能になっています。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2013年式:19万円~58万円
2014年式:28万円~59万円
2015年式:29万円~60万円
2016年式:24万円~67万円
2017年式:46万円~59万円
ミライース X SAはミライースの主力グレードのひとつであるため、中古車も数多く流通しています。スマートアシスト機能がないグレードや車種よりも割高に感じられるかもしれませんが、より高い安全性を確保するためには、このグレードを選んでおきたいところです。
先代モデルとの比較
ミライース X SAは、初代で設定されていた「ミライース X」をベースにダイハツの「スマートアシスト」という先進安全機能を装備したグレードです。
このミライース X SAに搭載されるスマートアシストは、レーザーレーダーによる前方監視で、一定条件下で衝突を回避できる自動ブレーキを備えています。
また、お買い得グレードだった「ミライース X」をベースとしているため、基本的な装備も充実しており、エアコンはマニュアルながらアルミホイールが標準装備されました。さらに、VSC(横滑り抑制機能)によりコーナリング時の横滑りをおさえることもできます。
ミライース X SAの中古車は現時点で非常に豊富な数が流通しているため、中古車の選択肢も幅広いです。後付けで装備されたアクセサリーが多い中古車は車両価格も高くなってはいますが、日常的に使われるモデルとして手荒に扱われていたような個体は少ないため、予算に応じて、安心して中古車の購入が期待できるグレードでしょう。
エンジンは0.6L直列3気筒ターボ最高出力52ps。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1490mmです。
人気のあるカラー
・スカイブルー
・アーバンナイトブルークリスタルメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ライトローズマイカメタリック
・シャイニングレッド
・ブラックマイカメタリック
・ホワイト
・パールホワイトIII
・プラムブラウンクリスタルマイカ
・コットンアイボリー
この中では、明るいシルバー色の「ブライトシルバーメタリック」と、発色の良い黒色の「ブラックマイカメタリック」が人気です。
※本記事は、2025年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。