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更新日:2025.01.08 / 掲載日:2020.11.21

アウディ S3の狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

アウディ S3

 

アウディのコンパクトクラス最高峰スポーツモデル「S3」に関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

アウディ S3の歴史

S3は、1909年創業のドイツの自動車メーカー・アウディが製造する高性能コンパクトモデルで、同社のA3をベースに開発されました。洗練されたデザインとスポーツ性能を兼ね備えたS3は、プレミアムコンパクトカー市場で特別な存在感を放っています。

初代モデルは1996年に登場し、日本市場では2001年に「S3 ベースグレード」として販売を開始。このモデルは、アウディのコンパクトクラスにおける最高峰のスポーツモデルとして注目され、多くのファンを魅了しました。

搭載されたエンジンは、1.8L直列4気筒DOHCターボで、駆動方式には4WDを採用。前輪にはマクファーソン式ストラット、後輪にはトレーリングアームとダブルウィッシュボーンを組み合わせたサスペンションを搭載し、安定した走行性能と快適な乗り心地を実現しています。この初代モデルは販売期間が2003年9月までと短命でしたが、その性能とデザインは後続モデルに大きな影響を与えました。

2009年には2代目が登場し、新たに「S3 スポーツバック」がラインアップ。このモデルは、実用性とスポーティーさを融合させた5ドアハッチバックとして高い人気を誇ります。一方でベースグレードは廃止され、以降は「S3 アーバンスポーツリミテッド」など、特別限定モデルが展開されるようになりました。

2013年に3代目がデビュー。S3 スポーツバックが引き続き中心的な存在となりました。2014年には「S3 セダン」が新たに加わり、5ドアハッチバックとセダンの2タイプを展開。同年にはサッカー日本代表を応援する限定車「S3 サムライブルー11リミテッドエディション」も登場し、多彩なバリエーションで注目を集めました。

2017年のマイナーチェンジでは、トランスミッションのSトロニックが6速から7速に進化。また、安全運転支援システム「アクティブクルーズコントロール」などの先進安全装備も標準化され、走行性能と安全性の両立をさらに高めています。これにより、S3はスポーティーさだけでなく、快適性と安全性も兼ね備えたプレミアムコンパクトカーとしての地位を確立しました。

2020年には欧州で4代目が登場し、2021年に日本国内で販売を開始。4代目のS3では新世代プラットフォームを採用し、車両の剛性向上と軽量化を実現。エクステリアはシャープなLEDヘッドライトやワイドなグリルデザインを採用し、スポーティーかつモダンな印象を強調しています。

搭載される2.0L直列4気筒ターボエンジンは310馬力を発揮し、7速Sトロニックとクワトロ四輪駆動システムによる卓越した走行性能を提供。インテリアは最新のバーチャルコックピットや先進運転支援機能を装備し、快適性と安全性を向上させています。

S3 スポーツバック

S3 スポーツバック

A3の走りを強化したスペシャルモデルとして誕生した「S3 スポーツバック」

S3 スポーツバックは、A3の走りを強化したスペシャルモデルとして、2代目の2009年2月に誕生しました。初代に設定されていた「S3 ベースグレード」がなくなり、2代目以降ではこのS3 スポーツバックがグレードの中心です。

また、トランスミッションには6速Sトロニック(デュアルクラッチトランスミッション)が採用され、わずか0.2秒という短時間でのシフトチェンジを実現しました。ハッチバックの実用性に加え、本格的なスポーツカーの走りを妥協なく両立させているグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 スポーツバックを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2009年式:159万円
2010年式:流通量希少のため算出不可
2011年式:65万円~112万円
2012年式:流通量希少のため算出不可
2013年式:流通量希少のため算出不可
2014年式:197万円~218万円
2015年式:205万円~249万円
2016年式:196万円~242万円
2017年式:流通量希少のため算出不可
2018年式:363万円
2019年式:303万円~359万円
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:469万円
2022年式:543万円
2023年式:618万円~639万円
2024年式:700万円

S3 スポーツバックは新車ではなかなか手の出ない高級車ですが、2016年式までの中古車なら手を出しやすい価格となっています。

先代モデルとの比較

第2世代:2009年~2013年
S3 スポーツバックは、2009年2月にA3の走りを強化したスペシャルモデルとして誕生しました。この世代では、直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ+直噴の2.0TFSIエンジンが搭載され、A3 スポーツバックよりもパワーアップした走りを実現しています。

初期年式のものなら、ある程度安く購入できますが、中古車市場での流通量があまり多いとはいえません。そのため、状態のよいものを安く購入するのは少々難しいかもしれません。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力256ps。ボディサイズは全長4300mm×全幅1765mm×全高1450mmです。

第3世代:2013年~2021年
この世代のS3 スポーツバックでは、標準装備のSトロニックが従来の6速から7速に進化しました。また、レーダーセンサーにより前方の交通状況を常時監視し、緊急時には自動ブレーキを発動するなどして事故の危険を減らすシステム「アウディプレセンス フロント」が標準搭載されています。

先代よりも流通量は多いものの、現行モデルのため価格は高めです。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力290ps。ボディサイズは全長4335mm×全幅1785mm×全高1440mmです。

第4世代(現行モデル):2021年~
S3スポーツバックの第4世代は、スポーティーさと日常性を融合させたプレミアムコンパクトカーです。エクステリアはシャープなLEDヘッドライトやハニカムデザインのグリルを備え、アグレッシブかつ洗練された印象を与えます。

搭載される2.0L 直列4気筒ターボエンジンは最高出力310馬力を発揮し、クワトロ四輪駆動システムとの組み合わせにより、高い加速性能と優れたトラクションを実現。インテリアは最新のバーチャルコックピットやタッチディスプレイを装備し、デジタル感覚に満ちたドライビング体験を提供します。

また、スポーツシートやアルミペダルなどが施され、安全面でもアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システムなどの先進運転支援機能を完備。走行性能と実用性を高次元で両立したモデルとなっています。

エンジンは2.0L 直列4気筒DOHC16バルブICターボで最高出力は310ps。ボディサイズは全長4350mm×全幅1815mm×全高1440mmです。

人気のあるカラー

S3 スポーツバックのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・アイビスホワイト
・ミトスブラックメタリック
・ナバーラブルーメタリック
・グレイシアホワイトメタリック
・パイソンイエローメタリック
・デイトナグレーパールエフェクト
・スペシャルボディカラー(Audi exclusive)

この中では、光沢感のある白色の「アイビスホワイト」や、重厚感のある黒色の「ミトスブラックメタリック」が人気です。

S3 ベースグレード

エレガンスな雰囲気の「S3 ベースグレード」

S3 ベースグレードは、初代に設定されているグレードです。アウディの数あるラインナップの中でも1・2を争うコンパクトモデルのハッチバック「A3」をベースに作られました。

アウディ・コンパクトクラスの最高峰スポーツモデルとして誕生したS3 ベースグレードは、ハイパフォーマンスを誇りながらも、スポーツモデルとしては控えめでエレガンスな雰囲気をもっています。

しかし、ベースグレードにもかかわらず、販売されていた期間はわずか2年半という短さでした。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 ベースグレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2003年式:213万円

こちらのグレードは現時点で中古車市場には1台しか流通していませんでした。現時点ではS3 ベースグレードを中古で購入することはかなり難しいでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:2001年~2003年
S3 ベースグレードは、アウディの中で最もコンパクトなハッチバックモデル・A3をベースとして2001年1月に誕生しました。可変カムシャフトコントロール機構を備えた1.8Lの水冷直列4気筒DOHC 20バルブインタークーラー付きターボエンジンが搭載されたアウディ・コンパクトクラスの最高峰スポーツモデルです。

駆動方式には4WDが採用され、サスペンションは前後輪共に車体のロールを防ぐスタビライザーが搭載されています。また、前輪にマクファーソン式ストラット、後輪にはトレーリングアームとダブルウィッシュボーンを組み合わせた独自のサスペンションが組み込まれました。

インテリアでは、本革とアルカンタラによるレカロ製のヒーター付電動スポーツシートが採用され、ステアリングもS3専用のものとなっています。

初代のS3のグレードは、このベースグレードのみで販売期間も2001年1月から2003年9月までと非常に短いものでした。また、発売から20年近く経過していることもあり、現時点で中古車市場に流通しているのは1台のみでした。そのため、S3 ベースグレードを見つけるのは至難の業でしょう。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力210ps。ボディサイズは全長4150mm×全幅1765mm×全高1400mmです。

人気のあるカラー

S3 ベースグレードのボディカラーは、下記の6色が設定されています。

・ブリリアントブラック
・ミネラルグレーメタリック
・イモライエロー
・シルバーレイクメタリック
・アブソルートレッド
・ノガロブルーパールエフェクト

この中では、漆黒の「ブリリアントブラック」と、明るいシルバー色の「シルバーレイクメタリック」が人気です。

S3 サムライブルー11リミテッドエディション

サッカー日本代表を応援する目的で生産された「S3 サムライブルー11リミテッドエディション」

S3 サムライブルー11リミテッドエディションは、2014年5月に当時サッカー日本代表の監督だったアルベルト・ザッケローニ氏によって選定されたモデルの中から受注生産された限定モデルです。

S3 スポーツバックは選定された11のモデルのうちのひとつで、各モデル1台のみの受注生産だったため、S3 サムライブルー11リミテッドエディションは世界でたった1台しか販売されていません。

ボディカラーには、サッカー日本代表のユニフォームをイメージした「エストリルブルー」を採用しました。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 サムライブルー11リミテッドエディションを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介したいところですが、こちらのグレードは現時点で中古車市場には1台も流通しておらず、中古車の相場を割り出すことができませんでした。また、このモデルが中古車に今後流通することは考えにくく、購入することはほぼ不可能でしょう。

先代モデルとの比較

第2世代:2014年~2015年
S3 サムライブルー11リミテッドエディションは、2014年5月に発売されたアウディの限定モデルです。サッカー日本代表チームのサポーティングカンパニー契約を締結していたアウディジャパン株式会社により、サッカー日本代表を応援する目的で生産されました。

アウディの中でもスポーティーで高性能モデルであるSモデルから11モデルを、当時サッカー日本代表の監督を務めていたアルベルト・ザッケローニ氏が選定しています。選定されたのは、以下の11モデルです。

・S3スポーツバック
・S4アバント
・S4セダン
・S5カブリオレ
・S5クーペ
・S5スポーツバック
・S6セダン
・S6アバント
・S7スポーツバック
・SQ5
・TTSクーペ

各モデル1台のみ受注生産する形の限定モデルとなっているため、世界に11台しか存在しない貴重なモデルとなっています。そのため、S3 サムライブルー11リミテッドエディションは世界に1台しか存在しておらず、当然中古車市場で流通しているはずもなく、今後も中古車市場で流通する可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力280ps。ボディサイズは全長4335mm×全幅1785mm×全高1440mmです。

人気のあるカラー

S3 サムライブルー11リミテッドエディションのボディカラーは、下記の1色が設定されています。

・エストリルブルー

2014年当時のサッカー日本代表ユニフォームのカラーであるサムライブルーをイメージした鮮やかな青色の「エストリルブルー」が設定されました。インテリアには赤いラインとステッチを施した専用のシートが設定され、日本代表のユニフォームを彷彿させるカラーとなっています。

S3セダン ベースグレード

アウディ初のプレミアムコンパクトセダンとして誕生した「S3セダン ベースグレード」

S3 セダン ベースグレードは、アウディ初のプレミアムコンパクトセダンとして2014年1月に誕生しました。

2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボにフルタイム4WDシステム「クワトロ」ドライブを搭載。トランスミッションには、Sトロニックを組み合わせました。

このグレードは、落ち着いた高性能モデルでありながらスポーツ性能も高いモデルとなっており、若年層にもアピールできる幅広い世代をターゲットとしたモデルとなっています。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 セダン ベースグレードを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2014年式:流通量希少のため算出不可
2015年式:流通量希少のため算出不可
2016年式:流通量希少のため算出不可
2017年式:283万円~318万円
2018年式:流通量希少のため算出不可
2019年式:流通量希少のため算出不可
2020年式:流通量希少のため算出不可
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:流通量希少のため算出不可
2024年式:流通量希少のため算出不可

S3セダン ベースグレードは、アウディ初のプレミアムコンパクトセダンです。高性能モデルというだけあって新車購入価格は500万円から600万円を超える高級外車で、中古でも国産のハイグレードモデルが新車で購入できるほどの価格となっています。

先代モデルとの比較

第3世代(現行モデル):2014年~
S3 セダン ベースグレードは、2014年1月に誕生したアウディ初のプレミアムコンパクトセダンで、このモデルが現行モデルです。

エンジンは2.0L直列4気筒DOHC16バルブインタークーラー付ターボでフルタイム4WDシステムの「クワトロ」ドライブを搭載しました。また、電子制御式の油圧マルチプレートクラッチを採用し、標準装備されている高効率な6速Sトロニックと組み合わせることで低燃費も実現しています。2017年1月に行われたマイナーチェンジでは、従来6速だったSトロニックが7速に進化しました。

エクステリアでは、専用デザインのバンパーとルーフスポイラー、18インチホイール、リアの両側に設置された迫力あるデュアルエグゾーストなどがアグレッシブな印象を持たせます。

インテリアでは、レザー素材のスポーツシートに4ウェイランバーサポートが装備され、電動で位置調整ができる機能も搭載されるなど一般的な乗用車ではなかなかお目にかかれない高性能モデルならではの装備の数々です。

このグレードは中古車市場での流通量は、それほど多くはありません。また、現行モデルであるため、全体的に価格も高めです。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力290ps。ボディサイズは全長4470mm×全幅1795mm×全高1380mmです。

第4世代(現行モデル):2021年~
S3セダン ベースグレードの第4世代は、スポーツ性能とエレガンスを兼ね備えたプレミアムコンパクトセダンです。

エクステリアは、アグレッシブなハニカムグリルやシャープなLEDヘッドライトが特徴で、スポーティーさと洗練さを両立。搭載される2.0L直列4気筒ターボエンジンは310馬力を発揮し、7速Sトロニックとクワトロ四輪駆動システムにより、力強い加速と安定した走行性能を提供します。

インテリアは、バーチャルコックピットやタッチディスプレイなど最新技術を採用し、モダンで使いやすい空間を演出。スポーツシートや高品質な素材が、快適性とスポーティーな雰囲気を高めます。安全装備としてアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援が標準装備され、安心して運転を楽しめるセダンです。

エンジンは2.0L 直列4気筒DOHC16バルブICターボで最高出力は310ps。ボディサイズは全長4505mm×全幅1815mm×全高1415mmです。

人気のあるカラー

S3 セダン ベースグレードのボディカラーは、下記の7色が設定されています。

・アイビスホワイト
・ミトスブラックメタリック
・ナバーラブルーメタリック
・グレイシアホワイトメタリック
・パイソンイエローメタリック
・デイトナグレーパールエフェクト
・スペシャルボディカラー(Audi exclusive)

この中ではS3 スポーツバックと同様に、重厚感のある黒色の「ミトスブラックメタリック」や、光沢感のある白色の「グレイシアホワイトメタリック」が人気です。

S3 アーバン スポーツ リミテッド

スポーティーなプレミアムコンパクトの限定モデル「S3 アーバン スポーツ リミテッド」

S3 アーバン スポーツ リミテッドは、スポーティーな性能と都市型プレミアムコンパクトの魅力をさらに強調した限定モデルです。

エクステリアには、専用カラーやデザインアクセントが施され、特別感と高級感を兼ね備えています。搭載される2.0L直列4気筒ターボエンジンは310馬力を発揮し、クワトロ四輪駆動システムと6速Sトロニックにより、滑らかで力強い走行性能を実現。

インテリアでは、専用スポーツシートと高級素材のアルカンターラを使用した内装が施され、特別仕様ならではの上質な雰囲気を備えています。さらに、最新のバーチャルコックピットやアダプティブクルーズコントロールなど先進技術も充実しており、安全性と快適性を高次元で両立。都市での機動性と高速でのパフォーマンスを求めるドライバーに向けた魅力的な一台です。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 アーバン スポーツ リミテッドを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介したいところですが、わずか35台しか販売されていない限定モデルということもあり、現在中古車市場には1台も流通していません。そのため、中古でこのモデルを入手するのは非常に困難でしょう。

先代モデルとの比較

第3世代:2016年
S3 アーバン スポーツ リミテッドは、2016年に登場した高性能と洗練されたデザインを融合させた特別仕様の限定モデルです。2.0L直列4気筒ターボエンジンとクワトロ(四輪駆動)システムを搭載し、あらゆる路面で安定した走行を実現しました。

専用のエクステリアパーツやスポーツサスペンションが採用され、アーバンスタイルを強調しながら卓越した走行性能を提供。内装にはスポーツシートや専用トリムが施され、高級感と機能性が調和しています。また、先進のドライバーアシスト機能も充実しており、安全性と快適性を両立しました。

エンジンは2L 直列4気筒DOHCICターボで最高出力は285ps。ボディサイズは全長4335mm×全幅1785mm×全高1440mmです。

人気のあるカラー

S3 アーバン スポーツ リミテッドのボディカラーは、下記の2色が設定されています。

・グレイシアホワイトメタリック
・パンサーブラッククリスタルエフェクト

しかし、現在の中古車市場においてS3 アーバン スポーツ リミテッドは1台も流通していないため、人気のボディカラーを特定できませんでした。

S3 スポーツバック 1stエディション

第4世代の誕生を記念した特別仕様車「S3 スポーツバック 1stエディション」

S3 スポーツバック 1stエディションは、第4世代S3のデビューを記念した特別仕様車で、先進技術とスポーティーなデザインをさらに強化したモデルです。

搭載される2.0L直列4気筒ターボエンジンは310馬力を発揮し、7速Sトロニックとクワトロ四輪駆動システムにより、俊敏で安定した走行性能を実現しました。

エクステリアは専用カラーやアクセントパーツが施され、個性的かつ洗練された印象を与えます。インテリアには、特別仕様のスポーツシートや高品質な素材が採用され、プレミアム感と快適性の両立に成功しました。最新のバーチャルコックピットやアウディ独自のインフォテインメントシステムも装備し、利便性と未来感を高めています。

中古で購入する際の目安となる予算

S3 スポーツバック 1stエディションを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2021年式:536万円~511万円

上述したようにS3 スポーツバック 1stエディションは特別仕様車ということもあり、現在中古車市場には3台しか流通していません。現在流通している3台は、いずれも500万円を超える価格となっています。ただ、新車販売価格や特別仕様車であることを考えると、かなり安くなっているといえるかもしれません。

先代モデルとの比較

第4世代:2021年
S3 スポーツバック 1stエディションは2021年に登場した、スポーティーさと高級感を兼ね備えた特別仕様車です。2.0L 直列4気筒ターボエンジンと7速Sトロニックトランスミッションの組み合わせにより、310PSのパワーと俊敏な加速性能を発揮。クワトロ(四輪駆動)システムが安定した走行をサポートします。

専用のエクステリアデザインには、力強い印象を与えるマトリクスLEDヘッドライトや大型グリルが採用され、存在感を高めています。装にはスポーツシートや専用トリムが装備され、ドライバーを中心とした設計が際立っているのも魅力。最新のアウディバーチャルコックピットや先進安全機能も搭載され、快適性と安心感を提供する一台です。

エンジンは2.0L 直列4気筒DOHC16バルブICターボで最高出力は310ps。ボディサイズは全長4350mm×全幅1815mm×全高1440mmです。

人気のあるカラー

S3 スポーツバック 1stエディションのボディカラーは、下記の3色が設定されています。

・ミトスブラックメタリック
・グレイシアホワイトメタリック
・パイソンイエローメタリック

上述したように、現在中古車市場には3台しか流通しておらず、しかも流通している3台は上記の3色が1台ずつとなっているため、人気のあるボディカラーを特定することはできませんでした。

※本記事は、2024年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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グーネットマガジン編集部

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