新車値引き情報
更新日:2021.11.10 / 掲載日:2021.03.26
【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢
この記事の目次
その1 ハリアーから49.6万円引き!
TOYOTA ハリアー
Z
トータル値引き 49.6万円
値引き率 11.3%
From兵庫県
ハリアーの敵はハリアー!
馴染みの店もギブアップ
足掛け9年所有したノアの車検が半年後に切れる。「どうしようか?」と思っていたら、娘が「ノアを譲ってほしい」とのことで、買い替えを決意。私はハリアー、妻はオデッセイを希望。
初売りキャンペーン中のホンダを訪問したが、オデッセイの値引きは10万円と厳しい。
経営の違うトヨタ3社を飛び込みでまわって、ハリアーの見積もりを取得。このなかではトヨタA店の営業さんが非常に積極的な姿勢で好印象。一発目の見積りで本体+付属品から合計46万円の飛び抜けた値引きを提示。トヨタB店とC店は値引き額が15~20万円とA店には遠く及ばない。
ノアでお世話になっているトヨタD店にA店の見積り額を伝えると「うちも合わせます」と回答。
こんどはこれをA店に伝えると、最終的に車両本体とメーカーオプションから41万5512円引き、付属品(34万2672円)から8万円引きの合計49万5512円を提示。この条件をD店に伝えるもギブアップ。長年付き合ってきただけに心残りだが、トヨタA店にて契約を完了。
値引き採点 5
トヨタ同士の競合を上手にあおっています。初見の3店を商談してから馴染みの店を攻めるという戦術に注目してください。ハリアーから約50万円/値引き率11%超なら文句なしのウルトラCです。
その2 シエンタから41.4万円引き!
TOYOTA シエンタ
ハイブリッドGクエロ(7人)
トータル値引き 41.4万円
値引き率 12.2%
From大阪府
“即契約は即効性あり!
40万円超+高取りを奪取!
近々、初孫ができるため、少し大きめのクルマが欲しい。ソリオやフリードも検討したが、本命はシエンタ。
トヨタA店では本体値引き20万円、付属品割引10%、4年落ちルークスの下取り額は58万円。トヨタB店は本体値引き25万円、付属品割引10%、下取り62万円。
トヨタC店へ。この店には主人の友達がいるので期待できる。これまでの経緯を伝えると、本体値引き25万円、付属品値引き13万円、下取り65万円を提示してきた。
X「さらに10万円上乗せしてくれたら即契約します!」
セ「上司に相談してきます」
しばらくして戻ってきた。OKとなったので契約。最終的な条件は車両本体とメーカーオプションから28万3990円引き、付属品(71万4960円)から13万円引き、下取り70万8230円。
値引き採点 5
好条件を引き出してから、ご友人がいる店に乗り込んだのが勝因です。「即、契約」を武器に“無理め”の10万円上乗せを要求したのも見事でした。シエンタから40万円/12%を超えたら大成功です。
その3 ノートから22.2万円引き!
NISSAN ノート
X
トータル値引き 22.2万円
値引き率 7.4%
From岐阜県
11歳がプロを手玉に(笑)
賞金は息子さんに送ります!
狙いはノート。相手のセールスさんはダンナの友人。提示してきた値引きは8万円。
セ「発売したばかりの新型なので、これが限界です」
いつもは、私達夫婦はここであきらめてしまいます。ところが、月刊自家用車愛読歴1年の息子(11歳)はあきらめなかった(笑)。
息子「ママはヤリスクロスが気になっているんだよな。トヨタに行ってみようか」
セ(ちょっと焦って)「う~ん……わかりました」
値引きは18万円に。しかし、息子は粘ります。すると20万円にアップした。
セ「決めてください!」
息子「22なら決めるよね」
セ「旧型でも25万円が限界だったんですけど……」
結局、OK。最終的に車両本体から17万1875円引き、付属品(41万2886円)から5万円引きとなっていた。
値引き採点 4
息子さんに盛大な拍手を送ります。売れ行き好調のヤリスクロスを武器に強気のノートを上手に攻略してくれました。最後のひと押しも見事。採点は4としましたが、地域性を考えると「5に近い4」です。
その4 カローラツーリングから24.4万円引き!
TOYOTA カローラツーリング
W×B(1.2Lターボ・6MT)
トータル値引き 24.4万円
値引き率 9.0%
From長野県
親子二代・50年の付き合い!
24万円引き+高取りで妥結
なじみのトヨタで“カロツー”の見積もりを取る。
担当は入社2年目のセールスさん。平成24年式86の下取り額は70万円で、支払い総額は220万円とのこと。
X「私はこの店からオーリスと86の2台を買っています。父親はパブリカからなので、親子二代でかれこれ50年近い付き合いになります。だから思い切った値引きをお願いします」
こちらから支払い総額175万円を提案するも、180万円が限界とのこと。ならば「オマケでフロントグリルガーニッシュを!」と提案し、OKとなったので妥結した。
注文書には車両本体とメーカーオプションから21万円6750円引き、付属品(14万6850円)から2万6850円引き(フロントグリルガーニッシュ分を含む)、下取り89万180円と記載。
値引き採点 4
値引き額だけで評価すると、採点は3ですが、下取り車の高取り分を含めて4としました。なじみの店の前に、経営の違うトヨタと商談して競合にもち込んだら、また違った展開になったかもしれません。
その5 CX-5から38.0万円引き!
MAZDA CX-5
XDブラックトーンエディション(4WD)
トータル値引き 38.0万円
値引き率 9.7%
From東京都
担当が店長さんに出世!
初売りに勝負をかけろ!
数年前からマツダでいろいろなクルマを試乗させてもらっていました。「もうそろそろ何か買わなくちゃまずいかな?」と思っていたところ、いつもの担当さんが店長に出世。これはチャンス!
折しも12月3日、以前から気になっていたCX‐5がマイナーチェンジ。早速、試乗と商談に出かけました。
大いに気に入ったので話を進めようと思ったら、店長さんが「本格的な交渉は初売りセールにしましょう。そのほうが値引きできます」とのアドバイスをしてくれました。
正月明けに商談。車両本体値引きは店長さんが目一杯頑張ってくれて22万9644円。これに初売りキャンペーンの付属品15万円プレゼントが加わって合計37万9644円引きを獲得。さらに下取り車を他店より高値で取ってもらい、大満足でした。
値引き採点 4
マイチェン直後のCX-5から合計約38万円引きなら文句なしの特上クラスです。ハリアーを先行させて店長に揺さぶりをかけたら、40万円/10%超のウルトラCクラスになったかもしれません。
その6 フォレスターから31.1万円引き!
SUBARU フォレスター
アドバンス(4WD)
トータル値引き 31.1万円
値引き率 7.8%
From東京都
強気のスバルにショック療法!
効果てきめん! いきなり8万円UP
15年落ちのレガシィアウトバックからの買い替え。
狙いはフォレスター。なじみのスバルで商談したが、車両本体から12万円、付属品から11万円引き。マイチェンしたばかりといっても、これでは寂しい。RAV4やヤリスクロスを引き合いに出したが反応は鈍い。越境してスバル同士の競合も考えたが、担当の営業さんは誠意があり、知識も豊富で信頼がおけるので、付き合いを継続したい。
そこで「実は、大手カーショップのA店から『スバルなら外商を通して安く販売できます』と言われています」と競合をにおわせたら、効果てきめん!
最終的には、車両本体から20万3045円引き、付属品(60万4793円)から10万7488円引き、ガソリン満タンサービスとなったので契約した。
値引き採点 4
付き合いのあるディーラーと商談すると、意外に強気な売り方をしてきます。とくにスバルはその傾向が強いので要注意です。ここではサブディーラーの存在を上手に使って特上クラスを引き出しています。
その7 スペーシアから16.0万円引き!
SUZUKI スペーシア
ギアハイブリッドXZターボ
トータル値引き 16.0万円
値引き率 7.4%
From静岡県
初めての商談でドキドキ(笑)
なんとか合格できたかな?
コロナ禍になんとか就職を決め、学生時代に為すべき最後の仕事は新車購入……というわけで、貴誌の愛読者である父親の力を借りて挑んだ。
候補はタントとN-BOX、eKスペース、そして本命のスペーシア。スズキの副店長さんは穏やかな方だったが、競合を伝えると食いついてきた。「2週間後にフェスタを催します。この時ならかなりの値引きができます」
フェスタの日。スペーシアの最終条件は車両本体9万7400円引き、付属品(25万6190円)6万2122円引き。納得できないな、と思った矢先、父親が「ほかにサービスは?」と突っ込む。副店長さんは、待ってましたとばかり「1万円分の付属品」と「商品券5000円」のプレゼントを提案。すかさずガソリン満タンをお願いしてOKとなったので契約。
値引き採点 4
激しい販売争いを展開している軽スーパーハイト4車の競合を上手にあおっています。合計16万円引き+1万5000円分のプレゼントなら特上クラスです。ただし、もうひと押ししても良かったかも。
その8 タントから33.9万円引き!
DAIHATSU タント
カスタムXスタイルセレクション
トータル値引き 33.9万円
値引き率 15.0%
From奈良県
点検時に売り込んできたら
濃密な交渉で応じるべし!
令和元年に購入したタントカスタム(旧型)の定期点検に出向いたら、担当さんから「待っている間の暇つぶしに」と勧められてマイチェンしたばかりの新型タントの見積もりを作成してもらった。すると、残価設定クレジットを使えば、現在のタントに月々支払っているマイカーローン(銀行)をはるかに下回ることが判明。購入に向けて心の中にメラメラと火が点いてしまった(笑)。
短期決戦ながら濃密な値引き交渉を重ねた結果、車両本体から15万5710円引き、付属品(51万5674円)から18万3404円引き(ボディコーティングの無料サービスを含む)が飛び出したので購入を決めた。なお、これまで乗ってきたタントは過去に何度かお世話になったことのある、買い取り専門店が今回も破格値で買ってくれた。
値引き採点 5
車検前や定期点検時に担当セールスマンが「試しに買い替えの見積もりを出してみましょうか?」などと売り込んできたら、大きなチャンスです。このX氏のように“超”ウルトラCクラスを狙ってみましょう。