スクープ
更新日:2022.12.27 / 掲載日:2022.12.27
スタイリッシュな4ドアクーペもあり。マツダのバッテリーEVは2025年に登場。
2022年11月22日に「中期経営計画のアップデートおよび2030年の経営方針について」を発表したマツダ。この中の電動化戦略として語られたバッテリーEV専用車両の一部をキャッチしたのでお届けしよう。
マツダでは、電動化戦略を2030年まで3つのフェーズに分けて柔軟に対応していくとしている。2022年から2024年の第一フェーズでは、既存の資産とされているマルチ電動化技術を活用。これにはロータリーエンジンを使用したレンジエクステンダーが含まれ、すでにバッテリーEV仕様をラインナップしている「MX-30」への搭載が予想されている。
その後の2025年から2027年の第二フェーズでは、新しいハイブリッドシステムの導入や中国市場へのEV専用車の導入、世界的にもバッテリーEVの導入を開始するという。さらに、2028年から2030年の第三フェーズでは、バッテリーEVの本格導入を開始するとしている。
今回スクープをお届けするのは、このバッテリーEVの中でもひときわスタイリッシュな4ドアクーペモデルだ。コンセプトカーの「MAZDA VISION COUPE」をそのまま具現化したようなフォルムを採用する模様だ。他にもSUVタイプやハッチバックタイプのバッテリーEVも順次ラインナップされるという。
マツダはプラットフォームとして、現行型マツダ3やCX-5などが採用するスモール群呼ばれる「横置き型SKYACTIVEマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャ」とラージ群と呼ばれるCX-60や今後登場するCX-80などが採用する「縦置き型SKYACTIVEマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャ」、加えてEV専用群として「SKYACTIVE EV専用スケーラブルアーキテクチャ」を用意するとアナウンスしている。
バッテリーEV専用4ドアクーペは、2025年後半には姿を現し市販へのスケジュールが公開されるはず。世界情勢の変化によってはさらなる前倒しの可能性もあるはずだ。