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更新日:2024.08.08 / 掲載日:2024.08.08
クルマ好きのためのドイツ車“聖地巡礼”ガイド 一度は訪れたい6つのスポットとは

クルマ好きなら一度は訪れたいドイツ車の聖地6選
文●ユニット・コンパス 写真●ユニット・コンパス、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年9月号「世界の基準ともいえる基本性能の高さにはワケがある[ドイツ車が間違いない理由]」記事の内容です)
ドイツ車ファンなら、人生で一度はドイツを走ってもらいたい。現地ドライバーに紛れてアウトバーンを走れば、理由はすぐにわかるはず。ここではドイツ旅行の行き先にオススメの聖地を紹介する。
無料のアウトバーンでどこへでも行ける
「道がクルマを作る」という言葉は、ドイツに行けば納得できるだろう。
とにかくドイツはクルマ社会で、生活に欠かせない道具となっており、それゆえクルマに対する要求レベルが高い。街中からすぐに無料の高速道路であるアウトバーンへとアクセスできて、速度無制限区間では当たり前のように200㎞/h近い速度で走っているクルマがいる。自動車メーカーは安全性を確保するためにも、こうした超高速走行に耐えられるクルマを作らなければならない。
もしあなたがドイツ旅行に行ったとしたら、空港で荷物を受け取ってレンタカーを借りたら30分もしないでアウトバーンに乗ることができる。あとは陸続きで必要なのは燃料代だけ。まさに移動の自由がそこにある。
クルマ好きにオススメしたい旅行先は自動車メーカーの本社。いずれも工場見学ツアーが設定されているし、博物館も併設されている。特にメルセデス・ベンツとポルシェが居を構えるシュトゥットガルトは何度でも訪れたくなるエリアだ。
ニュルブルクリンクは一般開放日であれば旅行者でも走行できるが、一般的なレンタカーは保険が適用されないので要注意!
とにかく、円安の逆風はあるが人生は一度きりだ。ぜひドイツ聖地巡礼の旅を楽しんでもらいたい。
アウトバーン/母なる道アウトバーン

ドイツ車を特別なものにしてきたのが、速度無制限区間を持つ高速道路アウトバーン。ドイツ車の走りがなぜいいのか、一度走ってみればわかる。
インゴルシュタット/アウディ本社&博物館

アウディ創設者アウグスト・ホルヒの名前を冠した博物館では、ブランドの起源から歴史的モデルまでを網羅。工場見学ツアーも実施されている。
ミュンヘン/BMW本社&博物館

最新モデルが並ぶ「BMW Welt」のほか歴史的名車が集う博物館が存在。本社工場にも見学ツアーが存在するが、人気のため事前予約が必須だ。
シュトゥットガルト/ポルシェ本社&博物館

本社工場すぐそばに建てられた博物館では、市販モデルに加えて珠玉のレーシングマシンを展示。企画展も精力的に開催されている。
シュトゥットガルト/メルセデス・ベンツ本社&博物館

メルセデスのプライドと歴史が詰まった博物館は、ファンだけでなくクルマ好きならば一度は訪れておくべき場所。規模も大きく見ごたえあり。
ニュルブルク/ニュルブルクリンク

世界的に有名なサーキット。全長約21kmの北コースは自動車メーカーが開発に利用することでも有名。一般開放日であれば旅行客も走行可能だ。
ヴォルフスブルク/フォルクスワーゲン本社&博物館

VWの城下町であるウォルフスブルク。同社が運営する自動車のテーマパーク「アウトシュタット」も存在。敷地も広大で半日以上は滞在できる。