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更新日:2025.02.13 / 掲載日:2025.02.13
EVを賢く使おう!3つのエネルギーで電気代を削減「トライブリッド蓄電システム」ニチコン
コンデンサの開発・製造・販売を行うニチコンは2月13日、家庭用蓄電システムのフラグシップモデル、トライブリッド蓄電システム「ESS-T5/T6シリーズ」第3世代モデルを発表した。発売は2025年秋を予定している。

トライブリッド蓄電システム「ESS-T5/T6シリーズ」は、自宅の「太陽光発電」「蓄電池」「EV(電気自動車)」の3つのエネルギーをコントロールし、電気代の最小化が目指せるシステム。
昼間は太陽光発電をEV電池と蓄電池に充電し、夜や天気が悪い日などEV電池と蓄電池に貯めておいた電力を家に使うことができる。太陽光余剰電力はEV電池と蓄電池に同時充電でき、9.9kWのパワフル出力で使用可能。自宅の太陽光発電を最大活用することで「電気代の削減」につながるという。

昼間にEVが家にある時は太陽光発電で直接EV電池の充電ができる。通勤や買い物で昼間にEVが家にない時でも、太陽光発電を一旦蓄電池に貯めておき、帰宅後に蓄電池からEV電池にエレムーブ(電力移動)することができる。
EVを急速充電したい時は、太陽光発電と蓄電池、系統の電力を利用して、最大9.9kWのハイスピード充電が可能。3kWの普通充電器の約3倍のスピードで充電でき、系統電力を使用しない設定もできるようになった。
停電が発生した場合でも、大容量のEV電池と蓄電池で長期間の停電にも対応。家まるごとバックアップする「全負荷」および「200V対応」で、エアコンやIHなど200V機器も使用することができる。災害や長期化する停電など災害リスクが高まる中で、避難所へ行かずに自宅で安全に過ごす「在宅避難」も可能とする。
主な仕様


■発売開始予定:2025年秋
■希望小売価格(税抜)
・トライブリッドパワコン「ES-T5」:1,500,000円
・トライブリッドパワコン「ES-T6」:1,800,000円
・蓄電池ユニット(屋内)「ES-BSM」:1,900,000円
・増設ユニット(屋内)「ES-BSX」:1,900,000円
・蓄電池ユニット(屋外)「ES-CSM」:2,000,000円
・増設ユニット(屋外)「ES-CSX」:2,000,000円
・V2Hスタンド&V2Hポッド「ES-PL1」1,900,000円
ニチコン 公式HP:
https://www.nichicon.co.jp/
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