ついにエルグランドが2026年フルモデルチェンジ。第3世代e-POWER搭載で低燃費実現へ

3代目の現行型エルグランドはすでに登場から15年を経過し、かなりのロングライフモデルとなっている。途中、大がかりなフェイスリフトや安全装備の追加を行い、改良を重ねてきたがいよいよ新型が2026年に登場する。

エクステリアデザインは、2023年のJAPAN MOBILITY SHOWで展示されたニッサン ハイパー ツアラーをベースに現実的なイメージにリデザイン。ライバルとなるトヨタアルファード／ヴェルファイアに負けない迫力のマスクと存在感で登場するはずだ。

また、現行型では3.5LV6ガソリンや2.5L直4ガソリンエンジンをラインアップしていたパワートレーンもe-POWERに一本化。しかも第3世代e-POWERとなり、新しいe-POWER専用1.5Lエンジンを採用し、モーター、インバーター、減速機に加え、発電用の発電機と増速機という5つの部品をモジュール化した5-in-1システムと呼ぶ新パッケージを採用し、小型化することで効率的なミニバンパッケージを実現する。しかも現行型エクストレイルなどに搭載される第２世代e-POWERに対し、高速走行時の燃費を最大15％向上させるという。

大出力モーターをリヤに採用した電気式AWDのe-FORCE搭載も見込まれ、その卓越した雪上走破性などは、アルファード／ヴェルファイアに対しアドバンテージになるはずだ。約16年の時を経てフルモデルチェンジする新型エルグランドに期待しよう！