車の歴史
更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.11.13
ゼネラルモーターズの歴史・概要と優位性とは

goo-net編集チーム
1908年にアメリカミシガン州で設立された、アメリカ最大手の自動車メーカーです。
シボレーやキャデラック、GMCなど自動車販売会社がひとつになってゼネラルモーターズとなっているのが特徴です。
日本で販売するキャデラックは、ATSセダンとCTSセダンが排気量2.0Lエンジンのため、日本の税制面でこれまでのアメリカ車と比較しても安くなっています。
日本の自動車メーカーとの歴史
ブランドと販売網
ゼネラルモーターズのブランドはいくつか存在しますが、主なブランドとして、シボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの4ブランドが挙げられます。
ゼネラルモーターズジャパンが正規輸入しているのは、キャデラックとシボレーの2つのブランドのみとなります。
世界での販売は125か国に及び、ディーラー数は19,000店を超えると言われています。
廃止された主なブランド・車種
ポンティアック、サターン、ハマーが既に廃止されています。
日本にも正規輸入されたサターン、ハマーは覚えている人もいるのではないでしょうか。
日本におけるゼネラルモーターズの販売
1915年 同年創業のヤナセによるビュイック、キャデラックの販売開始
1991年 サターンの販売権をヤナセが獲得
2001年 サターンの販売終了
2010年 ハマーブランド消滅
2011年 ゼネラルモーターズジャパンが誕生し現在のキャデラック、シボレーの販売に至る
日本国内主な正規販売車種
キャデラック
ATS
2.0Lターボエンジンを搭載する、Dセグメントの4ドアセダンです。アメ車=大排気量を払しょくするATSはBMW3シリーズやジャガーXEと同クラスです。
CTS
アルミニウム製ドアや、エンジンフードを採用しました。エンジンはATS同様2.0Lターボエンジンを搭載しています。
CT6
キャデラック最上位セダンがCT6です。エンジンはV6 3.6Lエンジンを採用しており、大きな車体と広い室内はフラッグシップにふさわしい内容です。
XT5クロスオーバー
エスカレードよりコンパクトなXT5クロスオーバーです。V6 3.6Lエンジンを搭載する高級SUVとなっています。レクサスRXや、メルセデスGLEと同等クラスとなります。
エスカレード
全長5m、全幅2mを超えるビッグSUVです。エンジンはV8 6.1Lでアメ車独特のOHVエンジンです。
低回転から大トルクで優雅に大地を走り抜ける高級車となっており、乗車定員は7名または8名とミニバンとSUVの融合したモデルです。価格は1,100万円を超える高級車です。
シボレー
キャブティバ
直列4気筒2.4Lエンジン搭載、7人乗車可能な3列シートモデルです。
ロードクリアランスは高めなクロスオーバーSUVにもかかわらず、全長は日本国内の5ナンバーサイズのため扱いやすいです。
日本での販売に力を入れるために全グレード右ハンドルで販売展開をしており、左ハンドルのみのアメリカ車が多い中、優位性を発揮しています。
カマロ
1967年に誕生したカマロは、現在で5代目。2017年11月に6代目カマロが登場予定です。常にアメリカンスポーツの代表として存在、新型カマロは2.0Lターボエンジンが採用されパワフルなパフォーマンスはそのままに、大幅に排気量がダウンされています。
なお、カマロSSは従来通りV8 6.2Lエンジンを搭載しています。
コルベット
世界を代表するスーパースポーツカーのひとつがコルベットです。また、新型コルベットはV8 6.2Lエンジンを搭載しており、アルミニウム構造フレームボディを採用するなど軽量化に余念がないです。