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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.06

トヨタ家の長男クラウンマジェスタ堂々たる成長!!

マジェスタは、「トヨタ」のトップモデルとしての重責を担う

トヨタブランドのフラッグシップとして存在感を強烈にアピールするクラウンマジェスタ。リアセクションではコンビランプのレンズ部のデザインが変更されているが、大きく印象を変えるほどの変更とはなっていない

トヨタブランドのフラッグシップとして存在感を強烈にアピールするクラウンマジェスタ。リアセクションではコンビランプのレンズ部のデザインが変更されているが、大きく印象を変えるほどの変更とはなっていない

【本記事は2006年8月にベストカーに掲載された記事となります。】トヨタのフラッグシップといえば……、セルシオ、というのが’89年以来17年間続いた常識だったのだが、セルシオはまもなく9月に控えたモデルチェンジでレクサスLSに名前を変え、消滅。セルシオは生産を終了しており、新車は在庫車のみ。マジェスタのマイチェンを紹介する記事なのに、セルシオの話題から入ったのにはもちろんワケがある。「いつかはクラウン」。このキャッチコピーに代表されるように、クラウンといえば’89年まではトヨタのフラッグシップであり、あこがれの存在、絶対的存在として約40年間君臨してきた。が、’89年にセルシオが登場すると、クラウンはセカンドブランド的な存在となった。が、2006年夏、セルシオの名が消え、レクサスブランドに移行することで、トヨタブランドのトップとして再びクラウンの名が浮上することになる。そのクラウンのなかでもフラッグシップたる存在がクラウンマジェスタなのである。マジェスタは、セルシオに代わる「トヨタ」のトップモデルとしての重責を担うこととなる。その意味が深く込められたのが今回のマイチェンということになる。「おお~、いいじゃない。レクサスLSは全然かっこいいと思わないから、俺はマジェスタのほうが好き」というのは(編)カツマタの意見。

どこが変わった!?

マイチェン前はこんな姿でした 右の写真がマイチェン前のマジェスタのエクステリア。フロントマスクの印象が特に大きく変わっているのがおわかりいただけるはず。従来型は横桟グリルで上品な印象だったが、新型は縦桟を強調した格子状グリル

マイチェン前はこんな姿でした 右の写真がマイチェン前のマジェスタのエクステリア。フロントマスクの印象が特に大きく変わっているのがおわかりいただけるはず。従来型は横桟グリルで上品な印象だったが、新型は縦桟を強調した格子状グリル

●どこが変わった!?パッとひと目見てわかるのがフロントマスク。従来は上品な横桟だったグリルがマイチェン後は存在感をアピールする縦桟を強調した格子状になっている。また、フロントバンパーのデザインにも手が入れられており、フラッグシップサルーンにふさわしい、押し出し感のある堂々としたフロントマスクに生まれ変わった、という印象。

リアセクション

マイチェン前はこんな姿でした 右の写真がマイチェン前のマジェスタのエクステリア。フロントマスクの印象が特に大きく変わっているのがおわかりいただけるはず。従来型は横桟グリルで上品な印象だったが、新型は縦桟を強調した格子状グリル

マイチェン前はこんな姿でした 右の写真がマイチェン前のマジェスタのエクステリア。フロントマスクの印象が特に大きく変わっているのがおわかりいただけるはず。従来型は横桟グリルで上品な印象だったが、新型は縦桟を強調した格子状グリル

これに対しリアセクションはコンビネーションランプのレンズデザインの若干変更のみ。

インテリア

インテリアではメーターパネルのデザインなどの変更はないが、シート表皮の材質、色が変更となっているほか、木目パネルの色味が変更されている。特に写真のベージュ系内装では、木目の色味が明るい色調となり、華やかな印象となっているのがポイント

インテリアではメーターパネルのデザインなどの変更はないが、シート表皮の材質、色が変更となっているほか、木目パネルの色味が変更されている。特に写真のベージュ系内装では、木目の色味が明るい色調となり、華やかな印象となっているのがポイント

また内装だが、シート、インパネの素材、色を変更。特にブラウン系内装色のインパネ木目の色調が明るくなっており、華やかな印象となっている。●ここは変更なし今回のマイチェンは内外装のリファインが主で、メカニカル部分の変更は基本的になし。エンジンは280馬力、43.8kgmを発揮する4.3LのV8エンジンでスペックなどもいっさい変更はなく、LS460に搭載される4.6Lとは差をつけられてしまったかな、という印象。ATも従来どおり6ATが組み合わされている。サスペンションや低速追従モード付きのレーダークルーズコントロールなどの装備も従来どおり。

価格はどうだ!?.

いっぽうブラック基調のインテリアでは、木目パネルはダークブラウンとなり、落ち着いた空間を演出する

いっぽうブラック基調のインテリアでは、木目パネルはダークブラウンとなり、落ち着いた空間を演出する

●価格はどうだ!?Aタイプは567万円で価格据え置きながら、Cタイプは5万2500円アップの614万2500円。標準装備類の変更は特にないが、カーナビがDVD式からHDD式に変更になっている(全車標準装備)。また、Cタイプをベースに専用プレミアムレザーシート、インダッシュ6連奏DVD/CDチェンジャー、ムーンルーフなどを標準装備とした上級版「Fパッケージ」を新設定。Cタイプ+47万2500円の661万5000円となっているが、9月に出るLS460の770万~965万円に対してとっても現実的なお値段だと思います。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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