中古車購入
更新日:2019.06.21 / 掲載日:2018.12.19
日産ムラーノの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
ムラーノは2004年9月の販売以来、時代をリードする大胆で未来的な量感あふれるスタイリング、シーンを選ばない卓越したダイナミックな動力性能を備える新世代高級クロスオーバーSUVモデルとして、幅広い層の方々から親しまれる人気モデルです。
先代モデルにあたるヘビーデューティな仕様を持つ「テラノ」から一転し、都会的な洗練されたシティランナバウトモデルとして開発され、まず日本市場に先駆け2002年12月よりメインとなる北米市場に投入されたモデルです。
イタリアのベニス近くに実在する「ムラーノ島」に由来する車名が与えられ、その島で作られる煌びやかな「ムラーノグラス」をイメージさせる、エレガントで人の五感に訴える美しさをコンセプトにデザインされました。
特徴的な格子柄のメッキ加飾が施されたフロントマスクを備え、力強いキャラクターラインが走るサイドビュー、デザイン上のアクセントとなる6ライトウインドウに加え、豊かなボリューム感あふれるリヤビューなど、背の高い新世代クロスオーバーSUVモデルらしい、美麗でダイナミックな存在感を放っています。
室内空間は2080mmの室内長に加え、1880mmの全幅に設定したことで、後席の足元スペースはもとより、横方向にも十分な余裕のある、大人5人がゆったりと寛ぐことができる、優れた居住性を実現しています。
インテリアも外観デザインと同様に優雅でエレガントな意匠を採用し、落ち着きの中にも上品さが漂う、ソティスフィケートされたモダンな演出がなされています。
実用域での力強い走行性能と優れた低燃費性能のバランスが取れた2.5L 直列4気筒エンジン、低速域からトルクフルで伸びのある余裕の走りを提供する3.5L V型6気筒エンジンが用意され、車格に相応しいスポーティセダン並みのパフォーマンスを備えています。
2008年9月に誕生した2代目モデルでは、日本、北米市場をはじめ、世界の約170ヶ国で販売されるグローバル戦略車に位置づけられます。
基本フォルムは引き継ぎながら、より存在感のあるダイナミックな金属の塊から削り出したような、アグレッシブながら質感の高いプレミアム感を高めた外観デザインを採り入れています。加えて、先代モデルで採用されたラグビーボールシェイプを引き継ぎながら、より素材の質感や触感にこだわった落ち着きのあるエレガントな室内空間を創造しています。
サイドブラインドモニターやバックビューモニターを標準装備するなど、日産の安全に対する「SAFETY SHIELD」の考えがカタチになった、高い安全性能を備えています。
ここではムラーノの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
ムラーノの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
2代目 日産 ムラーノ Z51系(2008年~2015年)の主なグレードの特徴
・250XL/250XL FOUR
2.5L 直列4気筒エンジンを搭載するベースグレードです。
2.5L エンジン搭載モデルには2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定され、エクストロニックCVTとの組み合わせとなります。
ベースグレードながら、バイキセノンヘッドランプやオートライトシステムをはじめ、サイドブラインドモニターやバックビューモニター、SRSカーテンエアバッグシステム、運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムなどの安全装備が施されています。
また、チルト&テレスコピックステアリングやプッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、オゾンセーフティフルオートエアコン、インダッシュ6CD+AM/FMラジオ+6スピーカーなどの快適装備が備わります。
インテリアではクロス表皮シート、本革巻ステアリング&シフトノブをはじめ、オーディオ用ステアリングスイッチ、ファインビジョンメーター、アルミキッキングプレートやフットレストなどが装備されます。
足回りは18インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。
・250XV/250XV FOUR
「250XL/250XL FOUR」グレードに対して、本革シート仕様となり、運転席と助手席にはパワー&シートヒーター機構が装着される上位グレードです。
プラズマクラスター搭載フルオートエアコン、カーウイングスHDDナビゲーションシステムへとグレードアップされ、オートスピードコントロール装置、スタイリッシュガラスルーフ、アルミポリッシュタイプのルーフレールが追加装備されます。
併せてステアリングスイッチは、ナビやオートスピードコントロール装置に対応したタイプへ変更されます。
・350XV FOUR
3.5L V型6気筒エンジンを搭載する最上位グレードです。
駆動方式はALL MODE 4×4iを搭載するフルタイム4WDモデルのみの設定となります。
「250XV FOUR」グレードに対して、足回りは大径20インチロープロファイルタイヤ&アルミホイールが装着されます。
ムラーノの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、ムラーノの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。
2代目 日産 ムラーノ Z51系(2008年~2015年)の燃費・維持費
・TZ51:2.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:10.8km/L
年間ガソリン代:約125,000円(925.9L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約170,000円 ※3
・TNZ51:2.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:10.2km/L
年間ガソリン代:約132,352円(980.3L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約177,352円 ※3
・PNZ51:3.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:8.7km/L
年間ガソリン代:約166,666円(1149.4L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約224,666円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
ムラーノの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
ムラーノは新世代プレミアムクロスオーバーSUVモデルに相応しい、存在感のあるダイナミックな躍動感あふれるスタイリングや洗練された居心地の良いモダンなインテリア、高速道路でも余裕のある快適なクルージング性能を備えた人気モデルであり、比較的安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。
ムラーノの主なグレード・型式の中古車価格帯
2代目 日産 ムラーノZ51系:44.1~238万円
TZ51:68~229.8万円
TNZ51:49~233万円
PNZ51:59~248万円
250XV:68~229.8万円
250XL FOUR: 69.8~218万円
250XV FOUR:49~226.8万円
350XL FOUR:84.9~119万円
2008年6月にリリースされた2代目モデルは、2015年4月まで販売されました。
初年度モデルでは販売から約10年が経過し、だいぶ値ごろ感が出ていますが、2012年以降の年式では未だ200万円を超えるプライスタグが掲げられ人気の高さが窺い知れます。
年式ごとの登録台数の偏りは見られず、ほぼ均等の分布が見られます。
初年度モデルにあたる2008年式では60万円台から90万円台が中心となります。
走行距離に関しては、1万kmから2万キロ未満の低走行車両から、15万km未満の年式相応の車両まで、年式や仕様、グレードから最適な1台が見つかることでしょう(上記中古価格帯については、2018年11月13日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。