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更新日:2021.12.14 / 掲載日:2021.12.14
誕生70周年の大型SUV「パトロール」新型発表 フィリピン日産
日産のフィリピン法人は現地時間の12月10日、大型SUV「パトロール」の新型車を発表した。同モデルは2022年2月より同国内で発売され、価格は4,548,000ペソ(日本円で約1,026万円)。
1951年に誕生 世界で親しまれるフラッグシップSUV
「パトロール」は1951年に誕生、現在は中東を始めとした海外市場向けのモデルで、オフロードでの走破能力とオンロードへの適応性を兼ね備えた高級SUV。日本国内でも1980年~2007年まで「サファリ」の名前で販売されていた。
今回の発表に際し、フィリピン日産社長兼マネージング・ディレクターの名嶋 篤史氏は「新型パトロールは70年にわたるSUVの伝統をベースに、ここフィリピンでもその伝統を引き継いでいます。パトロールは、これまで以上にスマートになり、革新性、高級感、パフォーマンスの面でクラスをリードする存在となるでしょう」とコメントを寄せている。
ニッサン・インテリジェント・モビリティー技術搭載 先進機能でドライブをサポート
今回の新型車における最大のトピックは、ニッサン・インテリジェント・モビリティー技術の搭載。インテリジェント・クルーズ・コントロール、インテリジェント・フォワード・コリジョン・ブレーキ、インテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ、インテリジェント・レーン・インターベンション、車線逸脱警報、インテリジェント・BSI、BSW、後退時車両検知警報、ハイビーム・アシストといった機能を新たに採用。加えて、インテリジェント・アラウンドビューモニター(移動体検知機能付)、ヒルスタート・アシスト、ヒルディセント・コントロールなどの機能を採用し、様々な路面環境での安全なドライブをサポート、よりスマートに運転を楽しめる。
パワートレインは、最高出力405PS、最大トルク560Nmを発揮する5.6L V8エンジンに、マニュアルモード付き7速オートマチックトランスミッションと油圧式ボディモーションコントロールを組み合わせ、オフロードでもパワフルな走りを実現する。
ラグジュアリー性を高めた内外装 フロントグリルに新ロゴが光る
デザインにおいては、プレミアム感や快適性といった高級SUVならではの洗練性を追求。
外装では、デザインを一新したボンネットやアルミホイール、C型LEDシグネチャーデイタイムランニングライト付きLEDヘッドランプ、シーケンシャルターンランプ付きLEDテールランプなどを採用し、パワフルな存在感をさらに強調。さらにフロントグリルには、フィリピン向けモデルとして初となる新ブランドバッジを配している。
内装では、プレミアムレザーシートや本革巻ステアリングホイールで高級感を演出。さらに、7インチフルカラーアドバンストドライブアシストディスプレイ、12.3インチインフォテイメントシステム、ワイヤレスApple Carplay、ワイヤレス充電、クールボックスといった先進装備を取り揃え、利便性と洗練性を向上させた。また、13スピーカーのBose製プレミアムサウンドシステムを採用し、高品質なサウンドを実現している。
ボディカラーはブリリアントシルバー、ブラックオブシディアン、パールホワイトの3色を用意。ブリリアントシルバーにはタンレザーの内装、他の2色にはブラックレザーの内装が採用される。