輸入車
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.02.18
メルセデス・ベンツ Vクラス一部改良 豪華内装の新グレードが登場

メルセデス・ベンツ日本は2月18日、ミニバン「V クラス」の一部改良と価格改定を行ったほか、新たに「V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート」を追加して発売した。メーカー希望小売価格は、8,400,000円~12,050,000円となる(消費税込み)。
なお、「V 220 d Marco Polo HORIZON」の納車は 2022年4月頃が予定されている。
輸入プレミアムミニバンを牽引する メルセデス・ベンツVクラス
Vクラスは1998年、欧州のミニバンとして初めて日本に導入され、累計販売台数がおよそ3万台に達するロングセラーモデル。ワイドでスクエアなスタイリングと、広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを牽引してきた。その後、2003年、2015年のフルモデルチェンジにより、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リアエンターテインメントシステムなど装備の充実が図られている。
現行モデルは2019年に発表され、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備し、最新の快適性と安全性を備える。
改良ポイント:最新の直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを採用


Vクラス全モデルに、最新の2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」が搭載され、最高出力163PS(120kW)、最大トルク380N・mを発揮。振動、騒音も低減し、快適性も向上する。また、排気の浄化においても改良が行われ、欧州のRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジンとなっている。
全モデルに9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」を採用。1速から9速までの変速比幅が広いため、エンジン回転数が大幅に低減し、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。
その他、フロントドア下部にブランドロゴプロジェクターライトを標準装備し、夜間のドアの開閉の際に足元を照らしてくれる。インテリアにおいては、座面長延長機能を搭載。フロントシートの太もも下部分の座面長を好みに応じて調整することができるため、安定したドライビングポジションを確保できる。どちらも全モデルに標準装備となる。
V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート



今回、新たに加えられた「V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート」は、インテリアにおいて豪華装備を搭載した上級グレードとなる。
専用アルミニウムインテリアトリムに、全席ナッパレザーシートとレザーARTICOダッシュボードを採用した高級感あふれる室内空間。また、前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターを備え、快適性も向上された。また、デジタルルームミラーを標準装備し、後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる車両後方の視界を補助してくれる。スイッチ操作で通常のルームミラーに切り替えることも可能だ。
さらに、運転席と助手席の間には3.2リッターの容量がある冷蔵庫付きセンターコンソールを搭載。センターコンソール後方には温冷機能付きカップホルダーも備える。2列目には、カップホルダー、 USB ポート、スマートフォン用トレイ、小物入れが備わるエクスクルーシブシートが標準仕様となるほか、前席背面部にはシートバックテーブルも採用されている。
Vクラス メーカー希望小売価格
モデル | ステアリング | エンジン | メーカー希望小売価格(消費税込み) |
V 220 d | 右 | 2.0L、直 4 直噴ディーゼルターボ | 8,400,000円 |
V 220 d アバンギャルド ロング | 右 | 2.0L、直 4 直噴ディーゼルターボ | 8,660,000円 |
V 220 d アバンギャルド エクストラロング | 右 | 2.0L、直 4 直噴ディーゼルターボ | 8,920,000円 |
V 220 d Marco Polo HORIZON | 右 | 2.0L、直 4 直噴ディーゼルターボ | 10,160,000円 |
V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート | 右 | 2.0L、直 4 直噴ディーゼルターボ | 12,050,000円 |
また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
メーカー希望小売価格は参考価格です。価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。