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車のメンテナンス
更新日:2024.06.14 / 掲載日:2024.03.31

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画24-6「塗装の続きとガラスの取り付け」

JA22WジムニーをJA71C用のオープンボディに載せ替えてしまおうという箱替え計画。ボディの塗装は前回までにほぼ終了したものの、塗り忘れたパーツが発覚。さらにクリア塗料も切れたのでその続きです。

●文&写真:橘 祐一

2代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。2代目のジムニーシリーズの中では乗り心地がいい。

ガラスが付いてようやくクルマっぽくなった?

 外装がキレイになると、内装の汚さが気になってくる。

 ボディ内側は以前に艶消しのスプレー塗料で塗装してあったのだが、長年放置してしまったためかフロアにサビが出てしまった。

 しかも缶スプレーなので塗膜が薄く、ちょっと物がぶつかっただけで塗装が剥げてしまった場所も。これを修正するために、以前購入した旧ガレージ近くにあるホームセンターに買いに行ったのだが、なんと取扱を終了していた。

 輸入元の日本ペイントのHPで確認してみると、販売終了の文字が。代替品として紹介されている製品は色味が少し異なるので、ネット上で通販しているショップを探して手に入れた。

 艶消し仕上げが気に入っていたのだが、塗膜が薄い上に水分を保持しやすいので、サビや剥がれを防止するために、ボディ外側と同じウレタンのクリア塗装を施すことにした。

 ツヤツヤで質感がだいぶ違ってしまったが、これはこれでいい感じなのかもしれない。

フロントウインドウとボディの隙間を埋め、開閉できるウインドウ枠のクッションとしての役割もある「ウエザーストリップフロントウインドアンダ」は、裏側に接着剤がついているので、裏紙を剥がしてシールのように貼り付ける。

ヒンジを取り付けるためのネジ穴には塗料がついてしまったので、タップでネジ穴の塗料を剥がしておく。フロントウインドウ枠側も同様に。樹脂製のヒンジを取り付けて、フロントウインドウを装着した。

ボディの内側は艶消しのグリーンで塗装してあったのだが、塗膜が薄かったためかフロアにはサビが。ラゲッジの床も物がぶつかって剥げているし、外装の塗装時にマスキングが不十分でラベンダーの塗料がはみ出してしまった。これを直したい!

以前使った缶スプレーは輸入元が販売終了していたのでネット上を必死に探し、やっと見つけたショップから最後の在庫3本をようやく入手できた。

せっかく塗ったボディ外装にはみ出さないようにしっかりマスキング。この時はしっかりやったと思っていたのだが。

助手席側のフロアは継ぎ接ぎでパネルを修正したせいか、あちこちサビが発生している。サンドペーパーでもサビが取れなかった部分には、サビ転換剤を塗り込んでおいた。

缶スプレーは3本しかないので全体を塗り直すことはできない。錆びた部分や剥げた部分、塗料がはみ出した部分を中心にスプレーを吹きつけた。

傷つきやすいフロアやセンタートンネルは少し厚めに吹きつけだが、なんとか缶スプレー3本以内で塗ることができた。艶消しのグリーンはいい雰囲気だけど。

傷や錆を防止するため、外装と同じようにウレタン塗料のクリアを吹き付けることにした。内側は狭くてスプレーガンでは吹きつけしにくい。

吹きつけ方が下手くそだったので、艶が出なかった部分もあるが、概ね全体にクリア塗料を塗ることができた。艶が出ると色味も少し変わって見える。

しっかりマスキングしたつもりだったのに、リヤゲートの内側部分にはみ出してしまった。どうやら穴があったのに塞ぐのを忘れてしまったようだ。

ボンネットとダクトを載せてみると、グッとクルマっぽくなって、ようやく完成が見えてきた! この後も大きなトラブルがないことを祈りながら今回はここまで。

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