車のメンテナンス
更新日:2024.04.30 / 掲載日:2024.04.30
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」1
これまでにも少し触れたことがあるが、どんどん作動が遅くなるワイパーモーターがついに停止。ワイパーアームを立てて無負荷にすれば動くものの、ガラスは拭いてくれない。車検もこのままでは危ういので、もう新品は出ないワイパーモーター を分解して自力リビルドを敢行。TV系よりも元々作動が遅いので、完成してみても「あーこんなものなのかー」なのだが、ちゃんと雨の中視界が確保できたのは嬉しいぞ。
■ Photo&Text Masahiro Kan
中古をゲットしてから不動モーターを分解してリビルド?
前号サンバーページで最後にお伝えしたワイパーモーター の不動だが、まず最初にゴメンナサイしておきます。
ワイパーモーターの取り外しでグローブボックス撤去のところ。ネジは9カ所と書きましたが、実は10ヵ所でした。
内部に空調ダクトがあるのですが、それの固定ネジが足りませんでした。
自車のその部分のネジがいつの間にか脱落していて、9カ所でokと明記しましたが、今回脱着にあたり、もう1カ所ねじ穴があることを発見した次第。サンバーユーザーチャレンジャーの方申し訳ありません。お詫び申し上げます。
というわけで、動かなくなったワイパーモーターを取り外してなぜ動かないかバラしてみましたが、負荷をかけなければフツウに動きます。
ということは決定的なトルク不足ということで、DCブラシモーターであれば接点、ブラシなどが磨耗していることが想像できました。
万が一ワイパーモーターが作動しない場合、車両に日常使用に支障が出る(ほぼ毎日運行させています)ので、まずはオークションでまともそうなワイパーモーターをゲットしました。
到着したモーターは驚くほどキレイで、まぁ室内にあるものだし、人の手にも触れることはないので、取り外してササっと吹き上げただけのようにも見えます。
よく観察するとモーターに書かれている番号違いを発見し、カプラー形状が同じなので、とりあえず単体で接続して、作動を確認。
何の問題もなく各スイッチ位置で動作してくれたので、分解はせずにそのまま装着してokにすればいいのですが、問題はこのモーターが新品で入手できないこと。
セルモーターやオルタと違ってほとんどリビルド品すらも見つけることができない状態。そこで、外したワイパーモーターを分解洗浄し、きちんと再生してから保存することにした。