車のメンテナンス
更新日:2024.04.30 / 掲載日:2024.04.30
SUBARUサンバーを快走仕様!「ワイパーモーター不動からの復活」5
これまでにも少し触れたことがあるが、どんどん作動が遅くなるワイパーモーターがついに停止。ワイパーアームを立てて無負荷にすれば動くものの、ガラスは拭いてくれない。車検もこのままでは危ういので、もう新品は出ないワイパーモーター を分解して自力リビルドを敢行。TV系よりも元々作動が遅いので、完成してみても「あーこんなものなのかー」なのだが、ちゃんと雨の中視界が確保できたのは嬉しいぞ。
■ Photo&Text Masahiro Kan
この記事の目次
整流子形状に合わせてブラシを削る作業が重要になってくる
ローターの整流子はまずスポンジパッドの#2000あたりを整流子の幅より少し大きめにカットして、整流子を包み込むように巻いて、ローターを回転させながら磨いていく。
すぐにブラシの当たっていた部分の黒色は取れる。
まずはブラシのあたり面が極端に削れていないかを確認する。
下の樹脂面が露出しているようなら破棄だが、わずかな段差程度(爪が軽く引っかかる程度)ならばパッドサンディングでキレイに均すことができるだろう。
それより深いキズが周状にある場合は深ければそのまま、浅ければ消える程度までサンディングする。要するにできるだけブラシの当たる面積を確保して大電流が流れるようにすることだ。
パッドサンディングをしていくと、整流子面はどんどん鏡面状になっていくので、それを見るだけでもワクワクしてくるはず。
この記事の画像を見る